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バルセロナに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが23日に埼玉スタジアム2002で行われる『Rakuten Cup』のチェルシー戦に向け、前日会見に出席した。

バルセロナは、21日に来日。今後、日本で『Rakuten Cup』と銘打たれた2試合のプレシーズンマッチを戦う予定となっており、23日にチェルシーと対戦すると、続く27日にノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と激突する。

そのバルセロナに今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリーから加入したグリーズマン。新天地デビューが期待される日本での試合に向け、「バルサユニフォームを初めて着て、新たな仲間たちと初めてプレーできることを嬉しく思う」と語った。

だが、会見場に詰めかけた海外メディアグリーズマンに聞きたい話は別にある。それは古巣アトレティコバルセロナの間にいざこざを生じさせた移籍に関する話題だ。

バルセロナは契約解除金1億2000ユーロ(約1451000万円)を支払ってグリーズマンを獲得したが、アトレティコは同額に引き下がる7月1日より前の合意を主張。減額前の2億ユーロ(約241億9000万円)が支払われるべきだとして、国際サッカー連盟(FIFA)に訴えている。

クロアチア代表MFイバン・ラキティッチとともに出席した会見でアトレティコの戦友について「家族以上の存在だった」と明かしたグリーズマンだが、「バルサの選手として良い結果を出したい」との思いを口にしたなか、古巣の叫びに関して問われると、こう述べた。

「そういうこと(アトレティコの申し立て)を言ってきたのは、僕がアトレティコクラブの顔だったからだろうね。ただ、僕はもうバルサの戦術に馴染むことを考えている。僕の心はもうバルサにある」

結果的にアトレティコとケンカ別れのような形で、バルセロナでの新たなキャリアを積み上げることを決断したグリーズマン。「すごく満足だ」とも語ったバルセロナ移籍は正しかったのか。23日のチェルシー戦でプレーするとなれば、その決意をプレーで表現してもらいたい。

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(出典 news.nicovideo.jp)