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高額サラリーの象徴とも言える自家用機 ベッカムらすでに引退した選手の名前も

 欧州のビッグクラブで活躍する世界屈指のスタープレーヤーたちは、一般的な想像を絶するような高額サラリーを手にしている。その象徴の一つが、プライベートジェットの所有だろう。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、そうしたスターが所有している高額な自家用機トップ10のランキングを公開。そして、トップ2は予想通りの2人が張り合う形になった。

 10位はすでに現役を引退しているが、バルセロナなどで活躍した元ブラジル代表MFロナウジーニョボールを足に吸い付けるようなフェイント、“エラシコ”はサッカー界で一世を風靡した。彼の所有機は290ユーロ(約3億5000万円)の購入額だったという。9位もまた、ACミランなどで活躍して現役を退いている元ブラジル代表MFカカだとされた。ミラン黄金期を支えた男は、640万ユーロ(約7億7500万円)で購入したという。

 ここからは、ほとんど現役選手が並ぶ。8位はレアル・マドリードウェールズ代表FWギャレス・ベイルで、その機体は970万ユーロ(約11億7500万円)だとされる。そして、7位がパリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表FWネイマール1220万ユーロ(約14億7800万円)とされた。両者は今夏の移籍市場でクラブを離れる可能性があるが、交渉の場に彼ら自身の持つ機体で飛んでいくことにもなるのだろうか。

 6位は元イングランド代表FWウェイン・ルーニーD.C.ユナイテッド)の持つ機体で1580万ユーロ(約19億1400万円)だとされた。家族とともに移動できるゆったりとした機体を購入することで、値段は一気に上がっているようだ。一方で、5位のマンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバコンパクトな機体ながらこだわりの2040万ユーロ(約24億7100万円)のもの。契約するアディダス社のロゴが機体にプリントされている。

 そして、4位にランクインしたのが現役を引退している元イングランド代表デイビッド・ベッカムだった。現在はアメリカに移住しているベッカムは、家族とともに乗る2150万ユーロ(約26億500万円)の機体を持つ。欧州と米国の往復も快適に過ごせるのが容易に想像できる。

3位にはイブラランクイン メッシC・ロナウドの1位争いの結果は…

 トップ3の1人目は、米メジャーリーグサッカーMLSロサンゼルスギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの機体。代理人のミノ・ライオラ氏とのミーティングや、書類にサインする姿の写真がしばしばアップされるジェットは、2380万ユーロ(約28億8300万円)の価格だという。

 2位になったのは、バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの機体で2830万ユーロ(約34億2800万円)のものだとされた。プライベートジェットとしては広々とした空間で、時にチームメートも同乗する写真がアップされることがある。

 そして、最も高額な機体を所有するのは、ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドで、3170万ユーロ(約38億4000万円)とされている。ユベントスで受け取っている年俸が約3100万ユーロ(約37億5500万円)とされているだけに、1年間でサッカー界最高額のプライベートジェットを購入できる金額を受け取っているとも言える。

 彼らが世界中のサッカーファンを魅了している、あるいはしてきたのは間違いのないところだ。そして、超高額サラリーを受け取るスターとしての象徴とも言える機体は、彼らを乗せて世界を飛び回っている。(Football ZONE web編集部)

(左から)ポグバ、メッシ、C・ロナウド、イブラヒモビッチ、ベッカム【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)