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買い手がつくまで“個人練習”と現地報道、強豪ユベントスナポリが獲得に興味か

 イタリアの強豪インテルで前主将を務めながら、今夏の移籍市場での放出が見込まれているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、全体練習への合流を許されていないという。イタリアサッカー専門メディアカルチョメルカート・コム」が報じている。

 イカルディは昨季中に契約延長問題でクラブと対立。代理人で妻のワンダ・ナラ氏がSNSを通じて、クラブ批判やチームメート批判を繰り広げたことも騒動に油を注ぐ形となった。その結果、昨季のルチアーノ・スパレッティ監督はイカルディから主将の座をはく奪。さらに、ワンダ・ナラ氏がTV出演した際、元イタリア代表アントニオ・カッサーノ氏から「この状況を作ったのはお前のせいだ。イカルディインテルを出ていくしかない」と、面と向かって痛罵される事態になっていた。

 イカルディはその後、インテル愛を強調してワンダ・ナラ氏も残留への望みを発信する方向に切り替えた。しかし、ユベントスからやってきたジュゼッペ・マロッタCEOは規律を求めるタイプで、過去のインテルのように許されることがなかった。結局、すでにマロッタ氏はイカルディが事実上の戦力外であることを内外に発信している。

 そうした状況のなか、インテルはアントニオ・コンテ新監督の下でプレシーズンスタートしているが、14日に初の実戦として行うルガーノ戦でイカルディは試合のメンバーに入らないどころか、全体練習への合流も許されていないという。現状では「買い手がつくまでクラブの“パーソナルトレーナー”と個人練習を行っている」とレポートされている。

 現状では、イカルディが国外への移籍を拒んでいることから、国内の強豪ユベントスナポリが獲得に興味を示している模様。インテルは、ライバルクラブの強化につながってでも規律の強化を求める方針のようだ。騒動が絶えないストライカーの獲得に向けて、強豪2クラブは最終的にどのような判断を下すのだろうか。(Football ZONE web編集部)

インテルFWイカルディ【写真:Getty Images】


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