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残留濃厚のベイルの立場は…新戦力のアザールに注目が集まる

 ベルギー代表MFエデン・アザールは今夏、チェルシーから移籍金1億ユーロ(約122億円)でレアル・マドリードへ渡った。新天地ではウェールズ代表FWギャレス・ベイルから“リーダー”の座を早くも受け継ぐことになったようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 ベイルはすでにレアルで6シーズンプレーし、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など多くタイトルを手にしてきた。そして、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドユベントス移籍を機に、攻撃陣のリーダーとしての重責を担うことになった。

 しかし、その期待に応えられたかと言えばそうではない。シーズン50得点を保証したロナウドとの比較は酷かもしれないが、それでも2018-19シーズンリーグ戦29試合で8得点に終わるなど不本意なパフォーマンスに終わった。

ベイルからアザールへ:レアルリーダー変更」との見出しがつけられたマルカ紙の記事では、「1年前、クリスティアーノ・ロナウド移籍に伴い、攻撃のリーダーの役割はギャレス・ベイルに指定された。しかし、このウェールズ人は期待されたような旗印を掲げることはできなかった」と指摘されている。ベイルプレーチームを牽引する役回りをこなすことはできず、そのリーダーの役割は今季からアザールが受け継ぐことになるようだ。

 ベイルは新シーズンも残留が濃厚となっているが、ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れており、新加入のアザールポジションを奪われることは確実となっている。指導したばかりのプレシーズンキャンプでは2人が笑顔で会話する場面も目撃されているが、両者の置かれた立場は明暗くっきり分かれているようだ。(Football ZONE web編集部)

レアルFWベイル(左)とMFアザール【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)