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バルセロナ移籍の機会に公式ツイッターサポーター、同僚、スタッフに感謝

 J1鹿島アントラーズは12日、日本代表MF安部裕葵のスペイン1部のFCバルセロナへの完全移籍について、クラブ間の基本合意に達したことを発表した。今夏、FC東京からレアル・マドリードに渡った日本代表MF久保建英に続く若手のビッグクラブ行きとなるが、20歳のアタッカーはクラブを通じ、「チャレンジする以外の選択肢はありませんでした」と決断の理由を語っている。

 安部は2017年瀬戸内高から鹿島へ加入。2018年にはリーグ戦22試合2得点でJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝き、FIFAクラブワールドカップ準決勝ではスペインの名門レアル・マドリードとも対戦した。

 今年6月のコパ・アメリカ南米選手権)でA代表に初選出。グループリーグ初戦のチリ戦で途中出場で代表デビューすると、続く強豪ウルグアイ戦では初先発を飾るなど全3試合で起用された。大会期間中にはバルセロナが関心を示していると報道が出て、注目度が上がっていたなか、12日に鹿島が公式サイトクラブ間合意を発表した。今後は現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定だという。

 安部はクラブ公式ツイッターで公開されたビデオメッセージで、2分38秒にわたって感謝の言葉を述べている。

「このたびはバルセロナに移籍することが決まりました。いろんな葛藤があったなかで皆様のサポートだったり声援、チームメート、チームスタッフがいて、自分自身、このタイミングで海外移籍という挑戦するチャンスを与えられたと思っています。1人でこのチャンスを得られたわけではない。皆様のサポートが合ってこういう機会が自分に与えられたものだと思います。他にもチームメートやこういう環境を作ってくれた皆様のためにも絶対にチャレンジする機会だと思うし、やっぱり一生のなかでこういうタイミングは何回来るか分からない。もちろんない人もいると思うし、でも自分自身はこういうチャレンジできる立場にいるので、チャレンジする以外の選択肢はありませんでした」

「また今自分が想像できないような立ち位置にいるために、日々努力して成長しよう」

 世界的なビッグクラブであるバルセロナプレーするチャンスを手にできるのは、ひと握りの選手しかない。20歳で巡ってきた千載一遇のオファーに、チャレンジする以外は思い浮かばなかったという。

「このチームを離れることになりますが、プロのキャリアを始めるチームがこの鹿島アントラーズだったのですごく幸せだったし、このチームが大好きでした。でも、このバルセロナに行くことでこのチーム(鹿島)だったり、ファンサポーター、家族に良いニュースが届けられるように(したい)。たった2年半でしたけど、僕が高校生の時を考えたら、今の状況は考えられない。次は何年後か分からないですけど、2年半とは言わないし、もっと短いかもしれないし、何があるか分からないので期間は分からないけど、また今自分が想像できないような立ち位置にいるために、日々努力して成長しようと思っています。2年半ありがとうございました

 無名だった高校生が、名門・鹿島の「10番」を背負い、そして今度はスペインの名門バルセロナへ。今後どのような成長曲線を描いていくのか、期待は高まるばかりだ。(Football ZONE web編集部)

バルセロナへの移籍が決まったMF安部裕葵【写真:荒川祐史】


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