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ランパード監督の復帰初戦は1-1のドローも、D・ルイスは新体制のチームに手ごたえ

 フランク・ランパード監督を迎えたチェルシーは、現地時間10日にプレシーズンマッチを行い、アイルランド1部ボヘミアンと対戦。注目の新体制初陣は1-1という結果に終わり、指揮官の凱旋を勝利で祝えなかったが、元ブラジル代表DFダビド・ルイスは、チームのモチベーションが高まっていることを明かしている。英紙「イブニング・スタンダート」が報じている。

 チェルシーは前半8分にベルギー代表FWミシー・バチュアイのゴールで先制するも、その後は多くの若手選手を起用したこともあり、追加点を奪えなかった。そして、そのまま逃げ切るかと思われた後半44分、ボヘミアンに同点ゴールを決められ、試合は1-1で終了した。

 新監督の初陣で勝ちきれなかったチェルシーだが、中心選手の1人であるダビド・ルイスは、かつてのチームメートの監督としての帰還を歓迎している。

「彼はチェルシーにいることの意味が分かっている人物であり、クラブDNAを知る存在だ。ここまで良い方向に進んでいるよ。全員がまとまっているし、素晴らしい練習もできている。ランプス(ランパードの愛称)、もしくは“ガッファー(監督や親方の意)”と呼ぶべきかな? 彼が僕たちの新しいリーダーであり、彼は選手時代と同じように、できることをすべてやってくれる。成功するためのスピリットや哲学をクラブに創り上げる手助けができるかどうか、あとは僕たち次第だ」

 チェルシーは現在、FIFA国際サッカー連盟)から選手獲得禁止処分を受けており、今夏と来冬の移籍市場では選手補強ができない見込みだ。そのため、これまで以上にアカデミー出身の若手選手が多数起用されることが予想されている。ダビド・ルイスは、チェルシーが一丸となることを期待しているようだ。

「とても大きなクラブで、全員が一緒に仕事をできるのは素晴らしいことだよ。僕は、アカデミーや女子チームのことも含めているんだ。僕たちがチェルシーなんだ」

 ダビド・ルイスも一度はパリ・サンジェルマンに移籍したが、その後、チェルシーに復帰した経緯がある。クラブに深い愛着を持つ2人の再タッグは、昨季プレミアリーグ3位のチェルシーにとっても頼もしいに違いない。(Football ZONE web編集部)

チェルシーを率いるランパード監督【写真:Getty Images】


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