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110億円オファー届くも即座に却下とスペインメディア報道

 ウインガーの補強を目指し、バルセロナフランス代表FWウスマン・デンベレを獲得候補に入れているバイエルンだが、バルセロナ側の要求する額がネックとなり、話は簡単に進んでいないようだ。それでも、バルセロナを振り向かせる方策が一つあるという。スペインメディア「ドン・バロン」が報じている。

 それによると、バイエルンはデンベレ獲得に向け、すでに9000万ユーロ(約110億円)を超えるオファーを提示。しかしバルセロナは、この金額ではとてもデンベレを売れないと考えたようで、即座に却下。たとえ1億ユーロ(約122億円)のオファーであっても、首を縦に振ることはないと目されている。

 ただし「ドン・バロン」は、バルセロナを交渉のテーブルに着かせる“抜け道”が一つあると述べている。それは、移籍金6000万ユーロ(約73億円)に加え、ドイツ代表DFヨシュア・キミッヒを譲渡するというものだ。この形でのオファーが提示されれば、バルセロナはすぐにでもデンベレを移籍させる用意があるという。同クラブの首脳陣は、チーム力をさらに一段高いレベルに押し上げる選手としてキミッヒに注目しており、過去にも同選手への関心が話題となったことがある。

 しかしバイエルンがその要求に応えるかというと、疑問符が付く。キミッヒはチームの主力としての立場を確立しており、今やバイエルンの顔とも言える存在。昨年3月に2023年6月までの契約延長も果たしており、クラブ側は同選手を“セール品”としては到底考えていないはず。決して安くない移籍金にキミッヒまで加えるという選択肢は、ドイツ王者の頭にはないだろう。(Football ZONE web編集部)

(左から)バルセロナFWデンベレ、バイエルン・ミュンヘンDFキミッヒ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)