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FC東京からレアル移籍決定の久保、29日の第17節横浜FM戦後にセレモニーを実施

 FC東京からレアル・マドリードへの移籍が決定した日本代表MF久保建英が、29日のJ1第17節横浜F・マリノス戦(4-2)後に壮行セレモニーを行った。その様子をスペイン紙「AS」も詳細に報じている。

 久保は今季開幕からレギュラーをつかむと、13試合出場4得点とチームをけん引。首位を走るチームの中心選手として輝きを放ってきた。9日に行われた国際親善試合エルサルバドル戦でA代表デビューを飾ると、14日にはレアルへの移籍が発表され、コパ・アメリカ南米選手権)でも南米の強豪を相手に活躍を見せた。横浜FM戦後の壮行セレモニーでは「東京での時間を一生、忘れません」とメッセージを語ったうえで、今後への決意を口にしていた

「AS」は「レアル・マドリードの久保が“銀河系”級の見送りを受ける」と見出しを打ち、セレモニーの様子を詳報。「味の素スタジアムで試合終了のホイッスルが吹かれた後、ファンスペイン語で“東京から世界へ”と書かれた横断幕を掲げた。スター候補生はキャプテンの東慶悟から花束を受け取り、サポーターが彼のチャントを歌い続けるなかで、お別れのスピーチを披露した」と報じた。

 また、セレモニー前にはチームメートから“手荒な”祝福を浴びていたことにも触れ、「後頭部を叩かれるなど、奇妙なお別れの儀式も経験した」とも伝えている。

 来季はまずレアルのBチームであるカスティージャに所属することになる久保だが、「AS」は「ジネディーヌ・ジダン監督率いるトップチームでも継続的にトレーニングを積むことになるだろう」と予測。世界屈指のクラブに加入した日本の“至宝”の動向には、現地スペインも注目している。(Football ZONE web編集部)

FC東京の退団セレモニーでスピーチをする久保【写真:Getty Images】


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