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アザールの存在が「ディフェンスの問題を引き起こしていた」と明かす

 今季、チェルシーで指揮を執ったマウリツィオ・サッリ監督は、来季からユベントスの監督に就任することが決まっている。同監督は、チェルシーで過ごした昨季がなかなかうまくいかなかった要因として、ベルギー代表FWエデン・アザールの存在が「問題を引き起こしていた」と明かした。スペイン紙「AS」が報じている。

 ベルギー代表のアタッカーは、昨季チェルシーで公式戦21ゴールを奪取。名実ともにチェルシーの中心的選手としてチームの勝利に貢献した。この内容が大きく評価され、今夏の移籍市場でレアル・マドリードへの移籍が決定している。

 一方、チェルシー指揮官を務めたサッリ監督は、UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇やリーグ3位という好成績を収めたものの来季からユベントスの監督に就任することが決まっている。

 サッリ監督のチェルシーでの1年目は成功したように見えたものの、彼がこだわりを見せるチームプレースタイルに関しては完成度としても納得できるものではなかった。特にナポリのような流動性ある4-3-3システムをできなかった理由として、サッリ監督はアザールの存在があったことを明かしている。

「近年、私は4-3-3のシステムを使っていた。しかし、チェルシーの4-3-3はナポリのものとは非常に異なっていたんだ。彼は試合に変化をもたらすことができる存在だったので、我々はアザールの特性に対応しなければならなかった。彼の存在は我々が取り組まなければいけないほどのディフェンスの問題を引き起こしていた」

 結果的にタイトル獲得やリーグで好成績を収めたが、アザールの影響で自分が思い描くサッカーはできなかったと明かしたサッリ監督。次なる勤め先となるユベントスでは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの“共存”はできるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

アザールの影響で自分が思い描くサッカーはできなかったとサッリ監督が明かした【写真:Getty Images】


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