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「発見」について問われた久保 「新しい環境に身を置いていること自体が発見」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日のコパ・アメリカ南米選手権グループステージ第2戦ウルグアイ戦で2-2と引き分けた。この試合で途中出場した18歳MF久保建英FC東京レアル・マドリード)は、「ライバルが増えると困るので…」とある質問に対して明言を避けている。

 17日のチリ戦で0-4と大敗した日本は、ウルグアイ戦でも4-2-3-1システムを採用。前半25分、MF三好康児(横浜F・マリノス)がドリブル突破から強烈な右足シュートを叩き込んで日本が先制した。VAR(ビデオアシスタント・レフェリー)によるPK判定で同点に追いつかれるも、後半14分にこぼれ球を詰めた三好が2ゴール目。その後に追いつかれたが、健闘とも言える2-2で試合を終えている。

 チリ戦で代表初の先発フル出場を飾った久保は、ウルグアイ戦で後半38分から三好に代わって途中出場し代表3キャップ目を刻んだ。6月のキリンチャレンジカップで代表初招集となり、様々な選手とトレーニングを積んできたなかで「発見はあったか?」という問いに対して、久保は次のように答えている。

「それを言うとライバルとか増えると困るので、ここであんまり言わないですけど。発見はたくさんありますし、新しい環境に身を置いていること自体が発見だと思う」

久保が主戦場とする2列目は森保ジャパンの最激戦区、南野や堂安ら実力者がズラリ

 9日の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で後半途中から起用され、歴代2番目の若さとなる18歳5日の代表デビューを飾った久保。コパ・アメリカの23人中で最年少ながら、先輩たちとトレーニングを積むなかで“発見”があったと明かす。

 久保が主戦場とする2列目にはMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)や三好、MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)などが今大会揃う。またキリンチャレンジカップで招集されていたMF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)、MF香川真司ガラタサライ)、MF原口元気ハノーファー)ら実力者がひしめき、森保ジャパンの最激戦区の一つとなっている。

 先輩たちにもまれながら様々な“発見”をしているという久保は、定位置奪取を虎視眈々と狙う。(Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki)

日本代表MF久保建英【写真:AP】


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