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グループチャットに残した言葉を英紙報道 チェルシーDFエメルソン「本当にいなくなったんだ」

 現地時間7日、ベルギー代表MFエデン・アザールイングランドプレミアリーグチェルシーからスペインの強豪レアル・マドリードへ移籍することが正式に発表された。チェルシーで同僚だったイタリア代表DFエメルソンが、アザールからチームメートへ残した最後のメッセージを明かした。英紙「デイリーメール」が報じている。

 2012年から7シーズンにわたってチェルシーで活躍したアザールは、今夏ついに夢のクラブと公言していたレアルへの移籍を実現させた。

 2024年6月までの5年契約で、その移籍金はベースが8800万ポンド(約121億円)となっており、成果ボーナスにより最大1億3000万ポンド(約178億円)まで上昇すると報じられている。これは、レアルが獲得した選手のなかでもウェールズ代表FWギャレス・ベイルポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを超える金額だという。

 今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)では、イングランド勢対決となったアーセナルとの決勝戦(4-1)で2得点を挙げ、EL優勝を置き土産にスペインへ旅立ったアザールエメルソンは米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版のインタビューで、当初はアザールがいなくなった実感はなかったが、メッセージアプリ「WhatsApp」でチェルシー選手のグループチャットから退室したことで、それを実感したと述べている。

「WhatsAppグループチャット)は、アザールの退出が最後になっている。彼は僕たちにさようならを言って、それからのことは僕たちにも何も分からない。不思議な気分だ。彼は『ありがとう、みんな大好きだ』と(チャットで)言った。それから、『エデン・アザールが退出しました』と表示されたんだ。ちくしょー、本当にいなくなったんだと思った」

 最後にチームメートに感謝の言葉を述べたアザール。新天地で、白いユニフォームを纏い、さらなる活躍に期待したい。(Football ZONE web編集部)

レアルに加入したMFアザール【写真:Getty Images】


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