日本代表とコパ・アメリカ第2戦で対戦するウルグアイ。代表のエースに君臨してきたのがルイス・スアレスとエディンソン・カバーニだ。
スアレスは母国ナシオナル時代にフローニンゲンにスカウトされると、アヤックス、そしてリヴァプールへと羽ばたいていった。
現在堂安律も所属するフローニンゲンはフィルヒル・ファン・ダイクやドゥシャン・タディッチらを発掘してきたクラブだ。
同クラブでチーフスカウトを務めていたヘンク・フェルトマテ氏(現アヤックス)が面白い話を明かしていた。『NOS』によれば、スアレスを見出したのは偶然だったようだが…。
ヘンク・フェルトマテ(フローニンゲン元チーフスカウト)
「別の選手のために、ハンス(・ナイラント、元フローニンゲンCEO)とともにウルグアイに向かった。
だが、そこにつくと他の試合も見たくなるもの。いくらか時間があったんだが、何に出会うか分からないものだ。
私は常に言っているんだ、『犬も歩けば棒に当たる』ってね」
「(スアレスが出ていた試合を観て)私たちは黙ってしまった。
彼がいいプレーをしていたからというだけでなく、そのガッツとパーソナリティにね。
最初の15分間はダメだったんだが、それから彼特有のやり方で得点を奪った。
3,4人を抜き去って、凄いゴールを決めたんだ。すぐに私たちはスアレスに向かっていったよ」
当時のスアレスは19歳だったのだが、すでに肝っ玉が据わっていたそう。
ヘンク・フェルトマテ
「あの年齢の子達はいくらか神経質なところがある。だが、彼にはそれが微塵もなかった。
フローニンゲンについて耳にしたことがあるかと聞いたらこう言われたよ。
『いいや、オランダのことは一度も聞いたことがない』ってね。
でも、それはスアレスにとって問題じゃなかった。彼はこうも言ったのさ。
『もしチャンピオンになりたいなら、俺を獲らなきゃいけない』と」
すごい豪語ぶりだ…。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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