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レアル・マドリーを退団することが濃厚なコスタリカ代表GKケイロル・ナバス(32)だが、新天地はポルトガルになりそうだ。ポルトガル『A Bola』が報じた。

2014年9月にレバンテからマドリーへと加入したナバスは、2015-16シーズンに正守護神に昇格。リーガエスパニョーラで34試合、チャンピオンズリーグで11試合に出場。その後も正守護神としてマドリーのゴールを守り続けてきた。

しかし、2018-19シーズンチェルシーから加入したベルギー代表GKティボー・クルトワにポジションを奪われ、正守護神の座を譲ったナバス。リーガエスパニョーラで10試合、チャンピオンズリーグでは3試合の出場にとどまると、ジネディーヌ・ジダン監督の息子であるリュカジダンにも序列で負けていた。

シーズンの構想にも含まれていないとされるナバスは、今夏の退団が濃厚と見られている。そのナバスには、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが退団したパリ・サンジェルマンが興味を示していた中、ベンフィカが獲得に動いているようだ。

ベンフィカは、バルセロナからの移籍を公言しているオランダ代表GKイェスパー・シレッセン(30)の獲得に動いていたが、シレッセンがバレンシアに移籍する可能性が浮上。そこで、ナバスにターゲットを切り替えたと見られている。

ベンフィカルイス・フィリペ・ビエラ会長は、FWラウール・デ・トーマスの移籍についてマドリーと話し合い、その際に、ナバスの移籍についても話し合うとのことだ。

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