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バルサのラキティッチとコウチーニョが獲得候補入りと報道

 今夏での移籍が噂されているマンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバ。先日には、来日したポグバが“新たなチャレンジ”を考えているとの発言をしてさらに退団の可能性が濃厚となるなか、クラブは“ポグバなし”での来季に向けて準備をしているようだ。英紙「デイリーミラー」が報じている。

 ポグバ2016年に当時の世界最高額となる8900万ポンド(約122億円)でユベントスからユナイテッドへ移籍。ゼロ円移籍で一度は離れた古巣への復帰ということで大きな注目を集めた。以降、クラブではレギュラーポジションを手にしているが、その移籍金の高さからかパフォーマンスに対する批判も多い。ユナイテッドが今季プレミアリーグで6位に終わり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したこともあり、今夏は移籍の可能性が再三報じられている。

 ユナイテッドは当然、ポグバの残留を望んでいるとされてきた。ところが先日、初来日を果たし「アディダス」主催のイベントに参加した同選手は、イベント後の取材に対応すると、「そろそろ新しい場所で新しいチャレンジをするべきではないかと思っています」と今夏の移籍を示唆するコメントをしていた。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、ユナイテッドはかねてバルセロナクロアチア代表MFイバン・ラキティッチに関心を示しており、近々ラキティッチ獲得に向けて一歩前進するとのこと。さらにユナイテッドは、元リバプール司令塔でカンプ・ノウでは厳しい時間を送ってきたブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの動向にも注目しており、獲得候補リストに名前が載っているようだとも報じた。

 もちろん、これらのすべてはポグバが今夏についてどのような決断をするか次第なのだが、来日時のコメントを考えれば退団する可能性は低くない。ユナイテッドはそれを見越して、来季の準備に取りかかるつもりでいるようだ。(Football ZONE web編集部)

バルセロナのMFラキティッチ(左)、MFコウチーニョ(右)【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)