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30歳オーバーベテランを多数擁するチリに言及 「能力が高いことは間違いない」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間17日にコパ・アメリカ南米選手権)初戦のチリ戦を迎える。続く第2戦ではFIFAランキング8位のウルグアイと強豪との対戦が続くなか、攻撃の中核を担うMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)は、「40歳でも速い選手はたくさん見てきた」と年齢に捉われず、相手に全力で立ち向かっていくことを誓った。

 ゲスト国としてコパ・アメリカに参戦する森保ジャパンは、代表チームに選手の拘束権がないため、東京五輪世代18人を選出するフレッシュな陣容となった。そのなかで、「10番」を背負う中島は、MF柴崎岳(ヘタフェ)、MF久保建英FC東京レアル・マドリード)、GK川島永嗣(ストラスブール)らとともに、数少ないキリンチャレンジカップからの“継続招集組”だ。若手とのイメージのすり合わせは少しずつ進んでいるようだ。

「まずは誰がどういうプレーをするのか見ることが大事。話したり、一緒にプレーしていくなかで感じ取るものとかあると思いますけど、いろんな形でコミュニケーションが取れたらと思います」

 17日に行われるグループリーグ初戦で激突するチリは、守備陣がDFゴンサロ・ハラ(エストゥディアンテス/33歳)、DFマウリシオ・イスラ(フェネルバフチェ/31歳)、DFガリー・メデル(ベジクタシュ/31歳)ら30歳オーバーの選手が多い。それでも、中島は年齢の先入観に捉われることはないと話す。

「日本も若いですけど、あまり年齢を気にしすぎることはない。実力がある選手しかいないと思うので、それは試合を見て判断できればなと。40歳でも速い選手はたくさん見てきたし、能力が高いことは間違いないので、そこでみんなで自分たちのプレーを出していく感じで」

「(南米勢には)有名な選手もたくさんいるので、いろいろ学びながら成長したい」

 A代表通算10試合のうち、昨年10月ウルグアイ戦(4-3)など4試合で南米勢と対戦している中島。「どういう展開になるか、試合が始まってみないと分からない」と前置きしたうえで、南米の強豪と対戦する今大会への思いを口にする。

「少ないチャンスでも得点を取れるような選手がいる国と試合をするので、なるべく自分たちが多くボールを持てればいいと思うし、もし点を取られても取り返せればいい。この大会を楽しんで、みんなで良いプレーができたらいいし、有名な選手もたくさんいるのでいろいろ学びながら成長したい」

 今や森保ジャパンエース格にまで成長したアタッカーが、満を持してコパ・アメリカの戦いに挑む。(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

日本代表MF中島翔哉【写真:Football ZONE web】


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