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レアル移籍が正式決定した久保 海外も熱視線「未来に向けた契約」

 レアル・マドリードは現地時間14日、FC東京日本代表MF久保建英の獲得を正式発表した。来季はカスティージャ(Bチーム)でのプレーも決定しているが、18歳の至宝のレアル移籍に海外メディアがこぞって反応。「久保は未来に向けた契約であり、近い将来にトップチームへ昇格させるプランだ」と次世代のクラブを担う存在として期待を寄せている。

 久保は2011年から4年間、バルセロナの下部組織に在籍していたが、クラブ18歳未満外国人選手における登録違反を犯したため、日本に帰国することを決断。15歳で迎えた2016年FC東京トップデビューを果たすと、横浜Fマリノスヘの期限付き移籍を経て、今季ついに真価を発揮し、主力としてリーグ戦で4ゴールを記録。FC東京が首位を走る原動力となっていた。

 また、9日の国際親善試合エルサルバドル戦で代表デビューを果たし、15日に開幕するコパ・アメリカ南米選手権)にも帯同。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの久保だが、今夏の古巣バルセロナ復帰が濃厚と報じられていた。しかし、事態は急転。レアル加入が決定することになった。

 海外メディアも久保のレアル移籍を速報。スペイン紙「AS」は「マンチェスター・シティバイエルン・ミュンヘンパリ・サンジェルマンから関心を寄せられながらも、最終的にはレアルを選んだ」と綴っている。また、スペイン紙「マルカ」は「久保は未来に向けた契約であり、近い将来にトップチームへ昇格させるプランだ」と主張している。

 また英メディアデイリーメール」は「なぜ久保が“日本のメッシ”というニックネームを付けられているのか、一目見れば簡単なことだ。バルセロナアルゼンチンレジェンドであるメッシと同様に、輝かしい左足の才能を授かっており、並外れたコントロールを備え、ゴールも狙える」と惜しみない賛辞を送っていた。これからコパ・アメリカの戦いを迎えることになるが、“レアルの久保”は世界から大きな注目を集めることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリード移籍が正式に決定したMF久保建英【写真:高橋学】


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