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クラブ指揮官が希望するベティスのアルゼンチン代表MF獲得を優先

 トットナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは今週、クラブを離れたい意思を発表した。エリクセンについてはインテルレアル・マドリードが関心を示しているとされており、トットナムは代役探しが急務となっている。英紙「デイリースター」によると、トットナムパリ・サンジェルマンPSG)に所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーを、その候補としているようだ。

 PSGにとっても、ドラクスラー売却は悪い話ではないという。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反を回避したい彼らは、可能な限り高値での売却を狙っているという。

 ドイツ代表として通算49試合に出場しているドラクスラーは、2018-19シーズンリーグ戦31試合出場のうち22試合に先発し、3得点8アシストという記録を残した。プレーするポジションも、トットナムでエリクセンが与えられているポジションと重なっているため、後継者にはうってつけかもしれない。

 ドラクスラーの市場価格は3500万ポンド(約48億円)とされているが、この金額がトットナムにとってネックになるかもしれない。マウリシオ・ポチェッティーノ監督の引き留めに懸命なクラブは、指揮官が希望しているレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソの獲得を目指しているからだ。トットナムはすでに6200万ポンド(約85億円)のオファーを提示したが、断られている。それでも、選手自身は移籍を希望しており、契約がまとまるのを待っているという。

 今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上初の決勝進出を果たし、プレミアリーグ4位で来季のCL出場権も確保したトットナムだが、どんな顔ぶれで来季の開幕を迎えることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

PSGに所属するMFドラクスラー【写真:Getty Images】


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