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ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの強姦疑惑を巡る訴訟が決着した。アメリカブルームバーグ』は5日、訴訟を起こしていたキャスリン・マヨルガさんが訴えを取り下げたことを伝えている。

なお、今回の訴え取り下げは先月にアメリカネバダ州裁判所に提出されたという。ただ、両者がこの件に関して和解したなどの詳細に関しては言及されていない。

C・ロナウドは、アメリカモデルのマヨルガさんからの告発により、2009年に強姦した疑いが浮上。当人は容疑を否定していたものの、ラスベガス警察が調査に動き出していた。また、先日にドイツ『Der Spiegel』は、C・ロナウド側が口止め料としてマヨルガさん側に37万5000ドル(約4275万円)を支払うとの契約書の存在を公表したことで、サッカー界屈指のスーパースターの立場が危ぶまれていた。

その後、ラスベガス警察による調査及び訴訟は完全に停滞していたが、アメリカニューヨークタイムズ』は今年3月、C・ロナウドが警察の捜査の一環で当局に拘束されるリスクを回避するため、ユベントス側が今年アメリカで行われるインターナショナルチャンピオンズ・カップ(ICC)2019に同選手を参加させない意向であると報じるなど、訴訟の余波を窺わせる内容の記事を掲載していた。

しかし、C・ロナウドに対してマヨルガさん側が起こしている民事訴訟に関して、同選手が訴訟を起こしたアメリカの国外に住んでいる事情によって未だ正式な訴訟の通知が行われていなかったことや、C・ロナウドが住むイタリアで訴訟を起こす手続きがうまくいかなかったなどの諸々の影響もあって、マヨルガさん側は弁護士費用などの金銭面の消耗や、事件の風化を考慮して訴えを取り下げる決断を下したようだ。

なお、今回の訴え取り下げに関してマヨルガさんの弁護人を務めるレスリー・ストーヴァル氏、C・ロナウドの弁護人を務めるペーター・クリスティアンセン氏の双方ともにコメントの要請を拒否している。

さらに、ラスベガス警察も捜査状況に関するコメントを拒否している。

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(出典 news.nicovideo.jp)