パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオ(24)に対して、マンチェスター・ユナイテッドがオファーを提示したという。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

今シーズンがPSGと契約最終年のラビオは、延長交渉を固辞して今シーズン途中から干されており、今夏のフリー移籍が既定路線。だが、当初関心を抱いたトッテナムやバルセロナ、ユベントスは選手側の高額な賃金要求を受けての撤退が指摘され、行き先が不透明な状況だ。

そのなかで、以前からラビオに対する興味が囁かれるユナイテッドが獲得に向け、週給17万ポンド(約2300万円)の条件を提示。年俸換算にすると、900万ポンド(約12億3000万円)の給与に加えて、450万ポンド(約6億1000万円)のサイン料もを支払うというのだ。

ただ、当のラビオはリバプールのレジェンドであり、元イングランド代表MFとしても活躍したスティーブン・ジェラード氏の大ファン。そうした背景ももり、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制したリバプール行きを希望しているとのことだ。