[マドリード 1日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は31日、翌日に迫ったリバプール(イングランド)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝に向けた記者会見で、ここに至るまでの困難な道のりを振り返った。
トットナムは1次リーグの6試合で勝ち点8しか獲得できなかったが、同組だったインテル(イタリア)が最終戦でPSVアイントホーフェン(オランダ)と引き分けたために辛くも決勝トーナメントに進出。イングランド対決となった準々決勝のマンチェスター・シティー戦ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に救われて勝ち上がり、準決勝では第2戦のアディショナルタイムに決勝ゴールが決まってアヤックス(オランダ)に逆転勝ちした。
この戦歴にポチェッティーノ監督は「チームのキャラクターと競争力が表れている」とコメント。ただし「際どい境界線上を歩いてきたし、些細なことで私たちの(状況は)変わっていたかもしれない」とも続けた。
トットナムは今季、ひとりも選手を補強しなかった。さらに新本拠地となるスタジアム建設の遅れや開幕前のワールドカップ(W杯)で準決勝まで勝ち進んだ選手が多かったなどの逆風があったが、ポチェッティーノ監督は「それらすべてが私たちをよりよく、よりクリエイティブにした。信じて懸命に努力すれば、報われるということが証明された」と述べた。
(出典 news.nicovideo.jp)
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