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退団説も報じられるなかで噂を一蹴「来季もマドリードで続けたいと思っている」

 レアル・マドリードフランス代表DFラファエル・ヴァランは、今季シーズン途中にたびたび退団希望が報じられ、今夏の移籍が濃厚と伝えられていた。しかし、スペイン紙「マルカ」のインタビューで、「来季もマドリードで続けたい」と残留を明言している。

 ヴァランはジネディーヌ・ジダン監督からの勧誘で、2011年レアルへ加入。それから、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は3連覇を合わせて4回制覇、リーガ・エスパニョーラは2回制覇するなど、在籍期間にタイトル16個を獲得している。さらに、昨年のロシアワールドカップ(W杯)も制していて、26歳という若さにしてほとんどを勝ち獲たと言っても過言ではない。

 昨季はチームが低迷したことがきっかけとなり、ヴァランはモチベーションを低下させたと言われていた。そして、新しいチャレンジのために、マドリードを離れようとしていると報じられてきたが、地元紙「マルカ」のインタビューで、噂を一蹴するコメントを残している。

「僕は来季もマドリードで続けたいと思っている。強い気持ちを持ってやり直せると思っているし、かなり良いシーズンになるだろうと確信している」

レアルのシャツを着て過去最高のヴァランを見せられる時が来たと思っている」

 2022年まで契約を残すヴァランにとって、この発言は公なレアル残留宣言と言えるだろう。熱烈な勧誘でレアルへ引き抜いたと言われるジダン監督が考える来季の構想に、ヴァランは中心に据えられているとされるが、ヴァランはジダン監督との関係についても答えている。

「僕はまだ若いが、その若さと経験を併せ持った段階に到達したと言える。レアルのシャツを着て過去最高のヴァランを見せられる時が来たと思っている。長い間休養していなかったので、オフシーズンは完全に休養するつもりだ。ジズーは僕をさらに良くしてくれる監督だと思っているし、彼がすぐにでも最高のヴァランを見られるようにしたいと意気込んでいる」

 昨夏のヴァランはW杯を決勝まで勝ち上がり、オフシーズンで十分な休養を得られなかった。今季のオフはしっかりと休養をとって、ベストな状態を見せると士気を高めている。新たな気持ちで残留を決めたヴァランは、来季に過去最高の姿を見せてくれることだろう。(Football ZONE web編集部)

レアルDFヴァラン【写真:Getty Images】


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