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シーズントッテナムにおいて救世主という言葉が最も似合うフランス代表MFムサ・シソコが、自身にとっての“再生”の1年間を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

2016年夏にニューカッスルからトッテナムに加入したシソコは途中出場を中心に十分な出場機会を与えられてきた一方、戦術理解度の低さや判断力、プレー精度の低さを理由に多くの識者やサポーターから厳しい批判に晒され、移籍市場が開くごとに放出候補に挙げられてきた。

しかし、今シーズンロシアワールドカップ(W杯)に出場した主力の疲弊、2列目とセントラルMFに負傷離脱が相次いだ中、圧倒的な身体能力とスタミナ、ユーティリティー性を武器に、文字通り獅子奮迅の活躍を披露。今季ここまで公式戦43試合の出場でゴールこそなかったが、スパーズファンの間ではクラブ年間MVPに輝いた韓国代表FWソン・フンミンやデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンと共に、今季のベストプレーヤーに推される見事な輝きを放った。

また、以前にはブーイングの声も目立っていたが、ここ最近の試合後には、「Oh Moussa Sissoko」の大合唱がスタジアムの名物になりつつある。

今季のプレミアリーグ最終戦となったエバートン戦を2-2のドローで終えたトッテナムは、自力でのトップ4フィニッシュを成し遂げ、長かった2018-19シーズンも残すは6月1日に行われるリバプールとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝の1試合のみに。

そして、今季最も重要な一戦を残す中、シソコは自身の再生のシーズンを振り返っている。

「僕は決して諦めなかった。人生においてはいつでも自分のことを信じてすべてを捧げなければならない。それが僕のやってきたことなんだ。その結果、その努力の恩恵を今受け取ることができていると思っているし、とても満足しているよ」

「これは僕にとってとても大きな意味を持っている。本当に素晴らしいシーズンを過ごすことができたと思うし、とても嬉しい気持ちだよ」

「僕の最初の2年間が非常に難しいものだったことは誰もが知っていると思うけど、僕は懸命に仕事を続けた。だから、あらためて今自分がしてきたことに満足しているんだ」

「そして、僕はこれからもそういった態度で努力を続ける必要があると思っている。うまくいけば、3週間後にはチャンピオンズリーグに勝つことができるはずさ」

また、シソコは4年連続のCL出場権獲得に満足感を示している。

「それは特別なことだよ。僕たちが素晴らしい仕事をしているという証明だからね。僕たちは毎年チームとして改善を試みている。そして今、僕たちはクラブの歴史において最も重要なゲームを控えている。うまくいけば、僕たちは歴史を作ることができるはずさ」

過去2年間の困難を受け入れ、多くの批判に晒された中でも自身を信じて努力を重ねてきたシソコ。その美しき再生のシーズンの締めくくりは、自身の今季初ゴールでのクラブ史上初のCL制覇。そして、決勝の地、ワンダメトロポリターノにはスパーズファンによる、「Oh Moussa Sissoko」の大合唱が鳴り響くか。

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