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2戦連続メンバー外も… ベイル本人とのコミュニケーションは取っていると強調

 ジネディーヌ・ジダン監督のもとで、レアル・マドリードは新シーズンに向けての現有戦力の見極めが続いている。そのなかで、12日に行われるリーガ・エスパニョーラ第37節レアル・ソシエダ戦に向けて、第36節ビジャレアル戦に続いてウェールズ代表FWギャレス・ベイルを招集メンバー外とした。移籍が取り沙汰されるアタッカーについて、ジダン監督も代理人の言葉に言及したとスペイン紙「マルカ」が報じている。

 ソシエダ戦の招集メンバージダン監督はFWに元フランス代表FWカリム・ベンゼマを筆頭に、FWマリアーノ・ディアス、FWルーカスバスケス、FWヴィニシウスの4人を選んだ。さらに「ブラヒムは19歳で、プレーして競争できる必要がある。シーズン終了に向けて見ていく」と、今冬にマンチェスター・シティから加入した新星MFブラヒム・ディアスに期待を寄せるコメントも残している。

 その一方で処遇が気になるのはベイルだ。第1次政権時からそりが合わなかったと言われるベイルを前節に続いて再び外した一方で、今週にはベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏が「現段階ではベイルは残りたいんだ」とレアル残留を希望する発言をしている。それについて指揮官はこのように厳しく話している。

「(代理人の発言について)答えるつもりはないよ。私はレアル・マドリードの監督であり、彼は彼の仕事をすればいい。私はそれ(ベイルの処遇)について話すことはない。プライベートの会話はプライベートだ。それは全選手と私がしなければならないが、内部にとどめることだ。ベイルと私が話をしたか? たぶんそうだよ。選手と私は将来的なことだけでなく、他のことについても話すからね」

 ベイル自身とはコミュニケーションを取っていると強調する一方で、代理人などチームの外からの働きかけに対して一切応じる気はないという断固たる姿勢を見せた。盤石のレギュラーとはいえないベイルの状況だが、ジダン監督はどのような構想を描いているのだろうか。(Football ZONE web編集部)

去就が注目されているベイル【写真:Getty Images】


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