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圧巻の跳躍力で決めたトリノ戦のゴールが話題に「特別な空中力を備えている」

 ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間3日、セリエA第35節トリノ戦に先発フル出場。試合終盤に圧巻の跳躍力で同点ヘディング弾を決め、1-1のドローに持ち込んだ。海外メディアは「メッシが究極的に純粋な才能と呼ばれることに対し、ロナウドは目に見えるパワーで対抗」と絶賛している。

 すでにリーグ8連覇を決しているユベントスだが、トリノとはダービーマッチは負けられない一戦。前半17分に失点してリードを許す展開が続くなか、チームを救ったのはやはり絶対的エースだった。

 0-1で迎えた後半39分、左サイドを突破したイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラがクロスを供給。ゴール前に走り込んだロナウドが高い打点のヘディングを合わせ、ゴール右隅に突き刺した。チームを救う貴重な同点弾は、ロナウドにとってもヘディングでの通算100得点目というメモリアルゴールとなった。

 ロナウドの強烈な一撃に海外メディアも注目。英メディア「GIVE ME SPORT」は「ボックス内のスペースを見出し、ヘッドで得点を奪うことに関しては、ロナウド以上の存在はない」と称賛し、英スポーツメディアスポーツバイブル」は「ロナウドはDFにとって単純に止めようがない特別な空中力を備えていること、そして彼がフットボール史上最高のヘディングを擁していることを証明してみせた」と綴っている。

231cmに到達するジャンプバスケの神様を引き合いに称賛「ジョーダンとなった」

 さらに、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、ロナウドゴールの際に跳んだ高さが231センチに到達していたとし、「人類は飛ぶことが可能であると世界に示したマイケル・ジョーダンとなった」と“バスケットボールの神様”を引き合いに出し、その超人ぶりを表現。また記事では、「メッシが究極的に純粋な才能と呼ばれることに対し、ロナウドは目に見えるパワーで対抗している」と触れている。

 バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとは長年ライバル関係にあるが、ことヘディングにおいてはロナウドが突出していると言えるだろう。(Football ZONE web編集部)

ユベントスFWロナウド【写真:Getty Images】


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