no title


リバプールを蹴散らす2ゴールの大暴れに名将も感嘆「断トツでずば抜けている」

 バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦のリバプール戦で2ゴールと大暴れし、3-0の勝利に導いた。バルサ通算600ゴールの金字塔を打ち立てた天才を、名将として知られるジョゼ・モウリーニョ氏も「フットボールの神が違いを作った」と脱帽している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 バルサは前半26分、スペイン代表DFジョルディ・アルバのパスに抜け出したウルグアイ代表FWルイス・スアレスゴールで先制。さらに後半30分、スアレスシュートがバーに跳ね返ったところをメッシが押し込んで2-0とリードを広げた。さらに後半37分、メッシが再び会場を沸かせる。

 相手ゴールまで約25メートルの位置でバルセロナがFKを獲得。メッシが左足を振り抜くと、強烈な一撃は絶妙なカーブを描いてゴール左上に吸い込まれた。相手のブラジル代表GKアリソンもお手上げのスーパーゴールだった。

 メッシはこの日、バルサ通算600ゴールを達成。そんな天才アタッカーに対し、イタリア代表FWマリオ・バロテッリマルセイユ)は自身の公式インスタグラムメッシゴールシーンとともに「天才!」「怪物」「サッカーが大好きなので、もうユベントスの7番(クリスティアーノ・ロナウド)と比較しないで」と賛辞を贈り、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスバイエルン)も公式ツイッターで「この男は本当に別レベル」と絶賛していた。

 マルカ紙によれば、レアル・マドリードを率いた2010~13年にメッシの凄さを敵将として体感したモウリーニョ氏も脱帽しているという。記事では、「モウリーニョメッシに降伏」と見出しを打ち、「フットボールの神が違いを作った。もちろん、バルサは良いチーム素晴らしい選手がいるが、彼は断トツでずば抜けている」と31歳のレフティーを手放しで称えている。

 メッシを止められる選手はいるのか――。天才はアンストッパブルな“聖域”をもはや自分の思いのままにしている。(Football ZONE web編集部)

(左から)モウリーニョ氏、バルセロナFWメッシ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)