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快勝に満足を示すも、アンフィールドでの第2戦に向けて警戒心

 バルセロナは1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝、リバプール戦の第1レグで3-0の勝利を収めた。この試合で2ゴールを挙げて勝利をもたらしたのが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。ホームで完封勝利を収め、決勝進出に近づいたバルセロナだが、エースファンへ異例のお願いをしている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 リバプールとの第1戦に先発出場したメッシは、1-0とリードした後半30分、ドリブルからウルグアイ代表FWルイス・スアレスシュートチャンスを演出する。スアレスシュートがバーに跳ね返ったところを、メッシが押し込んでリードを広げた。さらに、その7分後にも直接FKを叩き込み、3-0の快勝に大きく貢献している。

 フランス代表FWウスマン・デンベレが決定機を生かしていれば、試合は4-0となっていたが、メッシは「もちろん4点差が付いていたらさらに良かったけど、3点差も十分にいい結果だよ」と勝利を喜んだ。その一方で「3-0は良い結果だけれど、まだ決着はついていない。僕たちは歴史のあるスタジアムに行って、多くのことが要求される。それでも満足はしているよ」と、第2レグを見据えた。

 そして、自らがFKから決めた2点目のゴールについても、「スペクタクルなほど、上手くいったね。コースが見えて、幸運にもその通りにボールが飛んで行ってくれた」と会心の一撃を振り返った。

コウチーニョへのブーイングに不満を示し、ファンに団結を要求

 クラブで通算600ゴールを達成したメッシだが、試合後に出てきたのは喜びのコメントだけではなかった。2018年1月にリバプールから加入したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、ホームのカンプ・ノウでブーイングを浴びている。そんなチームメートをメッシは擁護した。

「今は選手も、ファンも、これまで以上に団結しないといけない時だ。誰かを批判している時ではない。コウチーニョに対するブーイングは酷いものだ。僕たちは一丸にならないといけない」

 2014-15シーズン以来となるCL決勝進出に大きく前進したバルセロナ。かつてコウチーニョが本拠地としていたアンフィールドでの第2戦ではメッシが期待するように、ブラジル代表MFはバルセロナファンサポーターからの後押しを得られるだろうか。(Football ZONE web編集部)

バルサFWメッシ【写真:Getty Images】


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