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中3日でリバプールとCL準決勝 アラベス戦に続く途中出場から決勝ゴール

 バルセロナは現地時間27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節レバンテ戦で1-0の勝利を飾り、2年連続26回目のリーガ制覇を達成した。この日、決勝点を奪ったエースアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだったが、後半頭からの途中出場になったことについて、エルネスト・バルベルデ監督はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)対策だったことを明言したと、スペイン紙「スポルト」が報じている。

 約10万人のカンプ・ノウに歓喜を届けたのは、やはり“天才”メッシだった。0-0のまま折り返した後半開始からピッチに送り込まれると、得意のドリブルでバルサの攻撃を活性化。そして同17分にはチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのパスを受け、右足で打つモーションを一瞬見せてから切り返し、必殺の左足シュート。今季リーガの34得点目がバルサの連覇を決めるものになった。

「この勝ち点差でタイトルを勝ち取れたこと、そしてライバルと試合を戦うことは難しいことだ。そのなかで連覇を成し遂げられて本当にうれしい。誰もが祝いたい気分だ」

 試合後の会見で、バルベルデ監督はこのように話している。それとともに触れたのは、自身が就任してからいまだ成し遂げていないCL制覇へのプランだ。レバンテ戦でメッシをベンチスタートにしたのは、現地時間5月1日に控えているCL準決勝リバプールとの第1戦があるからだ。

メッシは45分間プレーする予定だった。これは明らかなことだった。水曜日に試合がある。彼は調子を保つべき必要があり、そのなかでもゴールを決めてくれた」

 リーガで優勝がほぼ確実になっていた状況とはいえ、前節アラベス戦(2-0)でも後半16分までメッシの投入をとどまるなど、バルベルデ監督の起用法の優先順位はCLにある。限られた時間でも結果を出すメッシの実力は圧倒的以外の何物でもないが、この起用法が2014-15シーズン以来のビッグイヤー獲得、そしてスペイン国王杯を含めた3冠達成に向けて有効な方法となるだろうか。(Football ZONE web編集部)

バルサFWメッシ【写真:Getty Images】


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