(出典 www.football-zone.net)



20歳にして世界屈指のスコアラーの一人に数えられるパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ。昨年のワールドカップでもその才能をまざまざと見せつけ、レ・ブルーを世界王者に導いた。そのムバッペがまたフットボールファンを驚かせている。

22日に行われたリーグ・アン第33節のモナコ戦。試合前に優勝が決まっていたPSGだったが気を緩めることなくゴールを量産。その1点目のムバッペのゴールが話題を呼んでいる。

開始から17分、自陣でボールを奪いカウンターに転じたPSGは、DFダニエウ・アウベスからムバッペ、MFムサ・ディアビへ繋ぎ一気にゴール前へ。左のハーフスペースを駆け上がったディアビのクロスオフサイドラインギリギリで受けたムバッペは走ってきた推進力そのままにゴールに押し込んだ。

素晴らしいカウンターからの先制ゴール。だがこのゴールイギリスデイリーメール』などによると、実はカウンターハーフウェイライン付近からゴール前まで走り込んだムバッペは時速38㎞を記録していたという。

これは昨シーズンプレミアリーグ最速記録を更新したマンチェスター・シティドイツ代表FWレロイ・ザネの35.48km/hを遥かに上回る数字。サッカー界最速記録というムバッペのスピードは、あの元陸上世界王者のウサイン・ボルトの平均速度(37.58km/h)をも超える速さだという。

ムバッペはその後、さらに2点を追加し古巣相手にハットトリックを達成。PSGの2連覇を飾った。そして、このハットトリックで同選手は史上最年少で1シーズンにおけるリーグ・アン30ゴールに到達。1998年まれの怪物に今後も目が離せない。

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