バルセロナのネルソン・セメド 写真提供:GettyImages

 バルセロナポルトガル代表DFネルソン・セメドは低調なパフォーマンスにより周囲から批判を浴びているブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョを擁護しているようだ。現地時間21日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 コウチーニョは昨冬にリバプールから加入しているものの、今季はここまで公式戦32試合に先発出場するものの11ゴール5アシストにとどまっているほか、今季3冠を十分狙えるチーム状況とは対照的な自身のパフォーマンスについてファンから非難の声が上がっている。

 またバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウで16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ・マンチェスター・ユナイテッド戦ではゴール直後に耳を塞ぐ行為を見せており、サポーターからの批判をさらに受ける形となっている。

 その中、セメドは20日に行われたラ・リーガ第33節・レアル・ソシエダ戦後のインタビューにおいてコウチーニョについて触れると「僕は100%彼とともにいるよ。彼が(自身のプレーを)改善し、チームを助けるためにしてきたことを僕は知っている」

 「彼はすでに自分自身の能力を披露しているし、なぜ人々が彼のクオリティを疑うのか僕には理解できないよ」と語っており、同選手について理解を深めるよう周囲に呼びかけている。

 なお、バルセロナは今夏に大幅な戦力の入れ替えを行うものとみられ、コウチーニョはクロアチア代表MFイバン・ラキティッチらとともに放出候補に名前が挙がっている。ただその中でもコウチーニョはユナイテッド戦でのゴールをはじめ、ここに来て再び自身の兼ね備えている能力をピッチ上で発揮しているようだ。



(出典 news.nicovideo.jp)