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リバプールDFファン・ダイク、CL準決勝でバルセロナFWメッシと対決へ

 リバプールは現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でポルトと対戦し、4-1で勝利。2戦合計スコア6-1で突破を決めた。試合後、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは準決勝で対面するバルセロナエースアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの攻略法について語っている。英紙「デイリーミラー」はノルウェー放送局「ビアスポーツ・フットボール」を引用してコメントを紹介している。

 第1戦のホーム戦を2-0で制していたリバプールは、アウェーに乗り込んだポルトとの第2戦でも自慢の攻撃力を誇示。前半26分にセネガル代表FWサディオ・マネ、後半20分にエジプト代表FWモハメド・サラー、同32分にブラジル代表FWロベルトフィルミーノがネットを揺らし、強力3トップが揃い踏みでゴールを決めた。そして3-1で迎えた同39分、CKの場面で元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーがニアに放り込むと、マネが頭でボールを逸らし、ファーで構えていたファン・ダイクがフリーでヘディンシュートを叩き込み、ゴールラッシュを締めくくった。

 手堅い勝ち抜けで2年連続の準決勝進出を決めたリバプールだが、次の舞台で待ち受けるのは準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドを撃破したバルセロナだ。現在、世界最高DFとして評価が急騰しているファン・ダイクと、長年にわたり世界最高のアタッカーと評されるメッシマッチアップの実現に、世界各国のメディアが早くも注目を寄せている。

 記事では、「ファン・ダイクがメッシ封じに向けたリバプールプランに言及」と見出しを打って報じ、試合後にファン・ダイクがメッシの攻略法についてレポーターから尋ねられた際のコメントを紹介している。

ファン・ダイクが断言 「特定のストライカーに対して僕が張り付くことはない」

「(メッシの止め方は)分からないよ。けど、分かっていることは、僕たち全員が素晴らしいマッチアップを見せるということだ。全員で対応していくことになる。決して1対1にはしないし、決して特定のストライカーに対して僕が張り付くことはない。誰に対しても僕たちは常にそうしているし、それこそが僕たちが的確に守ることのできる唯一の方法だと思う」

 メッシに対しては、マンマーク・ディフェンスで90分間にわたり張り付く作戦を採用したチームも少なくない。しかし、ファン・ダイクはあくまで組織的な守備戦略を貫き、メッシを抑え込む考えだ。

 今季リーガで33ゴールを奪っているだけでなく、CLの舞台でも10ゴールと得点ランキング首位に君臨しているメッシだが、ファン・ダイクもリーグ戦最少失点を記録するチームのディフェンスリーダーとして圧倒的な存在感を発揮しており、第32節トットナム戦では1対2と数的不利の局面で見せたピンチ時の完璧な守備対応が話題を呼んだ。“世界最高峰”同士の対決はどのような結末を迎えるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

ファン・ダイク(左)がメッシ(右)の攻略法について語った【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)