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キャンセルされなかった会見で広がった憶測、ノイアーが出席の理由について明かす

 バイエルンに所属するドイツ代表GKマヌエル・ノイアー水曜日に引退を発表するのではないか。そんな噂がSNSで飛び交った。だが、ノイアーはこの噂を「おかしかった」と笑い飛ばしている。衛星放送「FOXスポーツ」が報じた。

 発端は、14日に行われたブンデスリーガ第29節のフォルトゥナデュッセルドルフ戦(4-1)でノイアーふくらはぎを負傷したことだった。これにより2週間の戦線離脱を強いられることになったノイアーだが、数日前に彼が出席することが発表される記者会見キャンセルされなかったのだ。そのため、この会見は彼の将来に関わる話が出てくるのではないかという憶測が広がったという。

 現在33歳のノイアーは、負傷で2017-18シーズンのほとんどを棒に振り、リーグ戦の出場は3試合にとどまった。3月にはふくらはぎを負傷し、その前にも親指の負傷に見舞われている。

 会見で引退について聞かれたノイアーは、「正直に言うと、その話を聞いて笑ってしまったんだ。この会見をやることは、1週間前に決まっていた。僕の話を聞きたいという人が多くいたから、出席するように準備をしていたんだよ。それが、この会見をキャンセルしなかった理由だ」と説明している。

 ノイアーは、5月11日ライプツィヒ戦での復帰を目指して、治療とリハビリを続けていくという。

ノイアーは欠場濃厚も… 大迫が復帰したブレーメンとの連戦を控えるバイエルン

「おそらく2週間後にはプレーできると思うが、怪我をしたばかりだからいつピッチに戻るかを伝えるのは難しい。可能な限り早くコンディションを整えたいし、そのためにできることはなんでもやるよ。ライプツィヒ戦が現実的な目標だと思うけれど、一歩一歩進むしかない。2週間後にはすべてのトレーニングができるようになるはずだ」

 昨季、大きな怪我を負っていたことから、小さな問題が出ることは覚悟していたというノイアー。「こういう怪我は予想できない。過去の判断について、何かを後悔したり、苛立ったりするものではない。プロスポーツの世界では、よくあることだよ」と話している。

 バイエルンは、リーグ戦(20日)とドイツカップ準決勝(24日)で日本代表FW大迫勇也が復帰したブレーメンとの連戦を控えている。ノイアーが欠場している間に、タイトルに近づくことができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

バイエルンGKノイアー【写真:Getty Images】


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