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エバートンオスマン氏がチェルシー“10番”をベタ褒め 「バロンドールを勝ち得ていないのは驚き」

 今夏の去就に注目が集まるチェルシーベルギー代表MFエデン・アザールについて、エバートンなどで活躍した元イングランド代表MFレオンオスマン氏は「まだバロンドールを勝ち得ていないのは驚き」だと語っている。また、「唯一無二の存在」であるアザールが移籍すれば、代わりの選手を見つけるのは困難との見解を示している。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。

 チェルシーとの契約期間が2020年6月までとなっているアザールの去就に関する報道は、時が経つほどに過熱し、最近ではレアル・マドリード移籍の噂が絶えない。絶対的エースポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを失い、不振に喘ぐレアル救世主として加入するのではないかと期待が高まっている。

 現在は評論家として解説を務めるオスマン氏は、ヨーロッパを見渡してもアザールよりも優れた選手は少ないと表現。チェルシーにとって彼の損失は非常に大きな痛手になるだろうと主張している。

 また、オスマン氏はアザールバロンドール受賞に値する選手だと断言。「(アザールバロンドールを勝ち取るポテンシャルがあるのは)間違いない。彼がまだそれを勝ち得ていないのは驚きでしかない」と、「プレミアリーグプロダクション」で語っている。そして、同賞を受賞できていない理由を分析している。

「多少は調子を落としたこともあった。だが、チェルシーヨーロッパの頂点に導いたり、ベルギー代表でワールドカップや欧州選手権(EURO)を勝ち取ったりしていないことが、彼の受賞を阻んでいるのだろう。ロナウドはそれを成し遂げ、結果として受賞している」

 そしてアザールの重要性に関して、「唯一無二の存在」と強調。「彼の水準に並ぶ選手は世界を見渡しても3、4人しかいない」と述べている。加えて、今季は最優秀選手にはならないとしながらも「何年にもわたってトッププレーヤーであることを証明してきた」と、アザールの実績を褒め称えていた。(Football ZONE web編集部)

チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】


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