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バルサ横浜フリューゲルスで指揮を執ったレシャック氏が持論を展開

 かつてバルセロナの指揮を執り、日本の横浜フリューゲルスでも監督を務めたカルロス・レシャック氏が、バルセロナの補強について言及。2019-20シーズンに向けてアトレチコ・マドリードフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの補強に動いているとされるが、「私なら彼と契約しないだろう」と、世界的なビッグネーム獲得に否定的な考えを示した。スペイン紙「スポルト」が報じている。

 1998年Jリーグ横浜フリューゲルスで監督を務めていたことで、日本でも知られているレシャック氏。現役時代にはバルセロナプレーし、引退後はバルセロナで3度指揮を執り、あのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの才能を見出した人物としても有名である。

 現在、バルセロナの理事会の顧問を務めるレシャック氏は、スペインラジオ局「El Larguero」に出演し、古巣が来夏にアトレチコからグリーズマンを獲得すべきかを問われ、自身の見解を明かした。

「私なら彼と契約しないだろう。彼はバルセロナスタイルに合ったプレーヤーだ。ただ、『なぜそう考えるか?』と尋ねられたら、私は『行く、残留する』という駆け引きをすることが好きではない。それに彼はメッシポジションが被るからね」

 また、レシャック氏はCL準々決勝マンチェスター・ユナイテッド戦については「バルセロナは、センセーショナルなシーズンを送ってきた。多くのリーグ優勝、カップ優勝をしている。もしかしたら、より多くのCL制覇ができたかもしれないが、時には運も重要だ」と言及。3冠についても「我々は数回それを勝ち獲っているが、それは簡単ではない」と強調している。

 レシャック氏が考える通り、バルセロナグリーズマン獲得を見送ることになるのか。今夏の移籍市場では多くの注目を集めそうだ。(Football ZONE web編集部)

アトレチコ・マドリードFWグリーズマン【写真:Getty Images】


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