バルセロナアルトゥーロ・ビダル 写真:fcbarcelona.com

 インテルバルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルとクロアチア代表MFイバン・ラキティッチの獲得に向けてクラブ間交渉を行っていたようだ。現地時間30日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 2021年夏まで契約期間を残しているラキティッチの去就を巡っては、バルセロナが今冬にアヤックスオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが来季から加入することで合意に至ったことから、今夏退団の可能性が取りざたされており、中盤強化を狙うインテルが昨夏以降同選手に対する興味を示している。

 また昨夏にバイエルン・ミュンヘンからバルセロナに加入したビダルは、今季ここまで公式戦20試合での先発出場にとどまるなど、エルネスト・バルベルデ監督のもとで出場機会に恵まれているとは言えない状況だ。

 その中、13日にバルセロナホームであるカンプ・ノウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのオリンピック・リヨン戦でインテルピエロ・アウシリオSD(スポーツディレクター)とバルセロナエリック・アビダルSDが会談の場を持っていた模様。

 バルセロナはラキティッチの獲得に対しては6000万ユーロ(約78億円)という高額の移籍金を要求するものの、ビダルについては2500万ユーロ(約31億円)のオファーが届けば放出を容認する可能性があるようだ。

 インテルは昨夏にもビダル獲得間近に迫っていたものの、加入は実現していない。果たして同クラブは今夏に中盤の新戦力を迎えることができるのだろうか。



(出典 news.nicovideo.jp)