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ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの強姦疑惑を巡る訴訟が停滞しているが、その原因には同選手側の“遅攻戦術”があるようだ。『ESPN』が伝えている。

ユベントスは12日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグでアトレティコ・マドリーホームに迎え、3-0で勝利。2戦合計スコアを3-2とし、逆転でベスト8進出を果たした。

その試合ではC・ロナウドが見事なハットトリックを記録し、チームを勝利に導いた。そのスーパースターの活躍が広く報じられた中、『ESPN』はC・ロナウドの強姦疑惑を巡る訴訟に関して最新のレポートを伝えている。

C・ロナウドは、アメリカモデルのキャスリン・マヨルガさんからの告発により、2009年に強姦した疑いが浮上。当人は容疑を否定しているものの、すでにラスベガス警察が調査に動き出している。また、先日にドイツ『Der Spiegel』は、C・ロナウド側が口止め料としてマヨルガさん側に37万5000ドル(約4275万円)を支払うとの契約書の存在を公表したことで、サッカー界屈指のスーパースターの立場が危ぶまれていた。

だが、ラスベガス警察による調査の一報が伝えられてから半年近く経っている中、調査の進捗状況に大きな変化はない。それについて『ESPN』はC・ロナウドに対してマヨルガさん側が起こしている民事訴訟が障害になっていると推測している。

『ESPN』が伝えるところによれば、前述の民事訴訟に関してC・ロナウド側には未だ正式な訴訟の通知が行われていないという。その原因に関しては同選手が訴訟を起こしたアメリカの国外に住んでいることが大きいという。

通常、国外に住む相手に対して訴訟を起こす場合、国際条約に定められた様々な規則にのとってプロセスを踏む必要があるという。

また、マヨルガさんの弁護人を務めるレスリー・ストーヴァル氏は、C・ロナウドが住むイタリアで訴訟を起こすことを検討していたものの、同選手の関係者の徹底的なブロックに遭い、イタリアにいるストーヴァル氏の仲介役は本人と接触することさえもできていなかったようだ。

双方の動きをまとめると、C・ロナウド側は民事訴訟を巧みに遅らせながらマヨルガさん側の弁護士費用などの金銭面を消耗させつつ、事件の風化を狙っているようだ。

なお、一連のC・ロナウド側の動きに関して国際法に精通したコメンテーターのアベド・アワド氏は、「裕福な被告人はより少ない手段で原告側を消耗させることができる。それは遅攻戦術であり、計算された戦略だ。時には有効なものであるが、時には裏目に出ることもある」と、説明している。

ピッチ内では爆発的なスピードを武器にカウンターの名手として知られるC・ロナウドだが、訴訟というフィールドにおいては遅攻戦術を採用しているようだ。

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