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ルンメニゲCEO、シュバインシュタイガーに現役引退後のポストを用意?

 バイエルンカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、以前にバイエルンで活躍し現在はMLSメジャーリーグサッカー)のシカゴファイアーに所属する元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーに、クラブ幹部候補として戻ってきてほしいという意思を持っている。ドイツ地元紙「アーベントツァイトゥング」のインタビューに応じたルンメニゲCEOは、「シュバインシュタイガー会いたい」と発言。迎え入れるための話し合いを持ちたいと考えているようだ。

 34歳となった現在もシカゴファイアーで現役を続けるシュバインシュタイガーだが、契約が切れる今年12月には引退をするのではないかと言われている。そんななか以前に所属していたバイエルンは、下部組織時代を含めて17年間在籍したレジェンドセカンドキャリアのポストを用意しようとしているようだ。ルンメニゲCEOはインタビューで、その思いを吐露している。

バイエルンクラブにとって重要なOB選手に対して、再び在籍してもらおうと常に関心を抱いている。たとえば、私はバスティアン・シュバインシュタイガー会いたいと思っている。彼の振る舞いはいつも評判が良く、正しくて好感が持てる。バスティとは定期的に多くの連絡を取り合い、彼にとって魅力的な話かどうかを確かめたい」

 ルンメニゲCEOはファンから愛されているシュバインシュタイガーに対して、すでに具体的なポストを用意していることを明かした。

バイエルンCEOとしての後継者についても明かす 「カーンバトンを手渡すだろう」

 63歳となったルンメニゲCEOには、最近になり後継者問題が取り沙汰されている。その最有力候補として、クラブOBで元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏の名前が挙がっている。実際に、後継者として帝王学を学ばせていることについても言及している。

「オリは高いレベルプレーしてきた実績があり、ファンからも多くの支持を集めている。次の段階として、経済、経営、財務に関しても習得した。私の後継者はクラブOBでなければならない。監査がオリを信用するなら、彼とともに仕事をした後に彼へバトンを手渡すだろう」

 かつてはゴールを守ったレジェンドが、クラブ全体の守護神となる日も遠くはなさそうだ。(Football ZONE web編集部)

バイエルン・ミュンヘン時代のMFシュバインシュタイガー【写真:Getty Images】


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