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後半30分から出場の香川、終了間際のゴールでベジクタシュが3-2と勝利

 MF香川真司が所属するベジクタシュは現地時間10日、リーグ第25節でコンヤスポルと対戦し、3-2と勝利した。鼠径部を負傷して前節欠場の香川は後半30分から途中出場し、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを叩き込んだなか、トルコメディアが「日本のスター」「命を吹き込んだ」と絶賛している。

 試合は前半14分、FWアデム・リャイッチのゴールでベジクタシュが先制。同19分、FWオメル・アリ・シャヒネルに被弾して追いつかれるも、同33分に相手ペナルティーエリア前で獲得したFKをFWブラク・ユルマズが沈め、ベジクタシュが2-1とリードした。 香川は後半30分から途中出場したなか、直後に相手FWモリケ・フォファナに同点ゴールを奪われ、2-2と振り出しに戻る。

 しかし後半アディショナルタイムに香川が輝きを放つ。敵陣でDFアドリアーノがボールカットすると、こぼれ球を拾った香川がドリブルでペナルティーエリアに侵入。小刻みなタッチをしながら左足を振り抜き、強烈な一撃をゴール右隅に突き刺す。香川が決勝ゴールを挙げ、ベジクタシュが本拠地で3-2と勝利した。

 この働きを現地メディアが一斉に報道。トルコ紙「Fanatik」は「ベジクタシュの日本のスター・カガワが、90+3分にゴールを決めて勝ち点3をもたらした」と伝えれば、トルコ紙「Fotomac」は「最後の最後にベジクタシュはカガワと笑った」と土壇場の一撃に言及。さらにトルコメディア「SKOR」は「シンジ・カガワがベジクタシュに命を吹き込んだ」と報じている。

 チームに勝利をもたらした香川の活躍は現地でも大きな注目を集めており、次戦に向けて期待は一層高まりそうだ。(Football ZONE web編集部)

香川が途中出場から決勝ゴールを挙げる活躍を見せた【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)