フンメルス、ボアテング、ミュラーに構想外通告 今後もこの流れは続くのか…
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督は現地時間5日、DFマッツ・フンメルス、DFジェローム・ボアテング、FWトーマス・ミュラーのバイエルン3選手に対し、今後は代表に招集しないと告げた。チーム刷新へ大ナタを振るった格好だが、ドイツ誌「キッカー」によれば、ドイツ代表OBのオラフ・トーン氏が「これはほんの始まりに過ぎない」とさらなる“ベテラン切り”を予測している。
昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で史上初のグループリーグ敗退、続くUEFAネーションズリーグではリーグAからリーグBへの降格を味わうなど、2018年はドイツ代表にとって散々な年だった。再建への新たなスタートを切るベく、レーブ監督は2014年ブラジルW杯優勝に貢献したベテラン3選手に戦力外通告を行い、その決断はドイツサッカー界を揺るがせている。
こうしたなか、1990年イタリアW杯優勝メンバーのMFトーン氏は、ブラジルW杯優勝メンバーからさらに構想外となる選手が出るだろうと予想した。
「これまで貢献してきた選手が、これに続くと確信している。次はトニ・クロースに違いない。それも近いうちにだ」
レアル・マドリードで活躍し、ロシアW杯グループリーグのスウェーデン戦で、劇的FK弾によってチームを2-1での勝利に導いたMFクロース(レアル・マドリード)が、次に“クビ”になる選手だとの見解を示した。
OBのコーラー氏も守護神はノイアーからテア・シュテーゲンに代わる可能性を指摘
同じくイタリアW杯優勝メンバーのDFユルゲン・コーラー氏は、2014年W杯で優勝に一役買ったバイエルンGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)の今後も安泰ではないと話す。
「ノイアーは今後も一流のキーパーであり続けるだろうが、6歳若い(マルク=アンドレ・)テア・シュテーゲンは後継者としてふさわしく、その準備ができている」
バルセロナ不動の守護神は、ドイツのゴールを守る態勢が整っているという。
今月から開幕する2020年欧州選手権の予選を控え、非情とも言える決断を下したレーブ監督。ドイツメディア「SPORT BUZZER」は、当面はこれ以上の大ナタを振るうことはないとしているが、予選の結果次第ではさらに大胆な決断を下すことになるかもしれない。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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