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(出典 www.theworldmagazine.jp)



パリ・サンジェルマンレアル・マドリード。欧州サッカー界に君臨する2つのメガクラブチャンピオンズリーグ(CL)から姿を消した。両者ともに、1stレグでは勝利を収めながらも、2ndレグで逆転を喫し敗退。サッカー界の大きなトピックになっている。マドリードクラブ内の不和が報じられたことや、今季無冠に終わる可能性が極めて高いこともあり、絶望的なムードに包まれている。ただ、状況を冷静に見えると、PSGのほうがマドリードよりも苦しい立場にあると言える理由が見えてくる。今回はその3つの理由をご紹介する。


3シーズン連続のベスト16敗退

2017年に悪夢のようなバルセロナとの戦いに敗れCLベスト16で敗退したPSG。昨年は優勝を飾ったマドリードに自力差の見せつけられた。そして、今年はマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、3シーズン連続でCLベスト16敗退となった。昨年まで3連覇を果たしていたマドリードベスト16敗退は驚かれて当然だが、リーグ・アンで圧倒的な強さを誇るPSGが3年連続でベスト16という事実はそれを上回るとみていいだろう。それどころかここ7年で1度もベスト4には進出できていない。


投じてきた資金

PSGが移籍市場を中心に投じてきた額は、まさにけた違いだ。ネイマールの獲得、キリアン・ムバッペの獲得を中心に他クラブでは到底費やすことのできない金を使ってきた。しかし、ネイマールは負傷で役に立たず、ムバッペも彼の不在分まで活躍することはできなかった。同じくベスト16で敗退したマドリードは、ここ3年間でそこまで派手に金を使っていない。クリスティアーノ・ロナウドの代役すら獲得しなかった。目に見えて改善の余地があるマドリードのほうが、いくらかマシだ。


ユナイテッドBチームに敗北

PSGを相手に、ミスに助けられたとはいえ、称賛に値する戦いを見せたユナイテッド。彼らには失礼かもしれないが、彼は言ってしまえばBチームだ。ポール・ポグバ、ジェシー・リンガード、ネマニャ・マティッチ、アンデル・エレーラ、ユナイテッドの復活劇を中心で支えてきた選手たちは出場できなかった。代わって出たアンドレアス・ペレイラやフレッジは、決して今シーズンの出来がいいとは言えない選手たち。そのチームを相手に敗北を喫したことは、ネイマールエディンソン・カバーニがいなかったとしても重大だ。マドリードもいわゆる格下に負けたかもしれない。ただ、アヤックス・アムステルダムは若さと経験のバランスが取れた素晴らしいチームだ。マドリードじゃなくても、足をすくわれるビッグクラブはあるはずだ。




(出典 news.nicovideo.jp)