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悲願の欧州王者奪還に向け、クラブOB・ネドベド副会長の後押しも報じられる

 イタリア王者ユベントスは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦でアトレチコ・マドリードに0-2で敗れ、にわかに来季の監督人事が話題に上がり始めている。イタリアサッカー専門メディアカルチョメルカート・コム」は、アンドレア・アニエッリ会長の方針がジネディーヌ・ジダン氏の招聘だと報じている。

 ユベントスはアトレチコに、敵地とはいえ0-2で敗れた。アウェーゴールを奪うこともできずの2点差で、ホームでの第2戦では2-0で延長戦突入、1失点以上すれば3点差以上の勝利が必要という状況に追い込まれた。堅守のアトレチコを相手に、非常に厳しい状況になっている。

 セリエAでは国内での無双状態を維持しているものの、欧州王者奪還が目標のチームは来季からの監督交代が現実的だと報じられ続けている。すでに、クラブOBのパベル・ネドベド副会長ジダン氏の就任をプッシュしているというレポートがアトレチコ戦の直後に報じられた。そしてアニエッリ会長が求めるものは、ジダン氏の持つものだとされている。

ジダンが持つ要素は、アニエッリ会長の求めるものすべてだ。勝者のメンタリティー、ユベントスへの思い入れ、クリスティアーノ・ロナウドへの指導経験がある。レアル・マドリードで2年半の間にCLで3回優勝したからという理由以外の部分も含めてだ」

アトレチコとの第2戦が終われば… 「その動きはよりハッキリする」

 ジダン氏は現役時代、背番号21を着けてユベントストップ下に君臨していた。“デルピッポ”の愛称で親しまれたFWアレッサンドロ・デルピエロとFWフィリッポ・インザーギの2トップを操り、セリエAの連覇やCL準優勝2回も経験した。

 すでに欧州メディアでは、ジダン氏がプレミアリーグチェルシーからの監督就任への打診を断ったのは、ユベントス行きが願望だからだともされている。

 記事では「3月12日(アトレチコとの第2戦)が終われば、その動きはよりハッキリするだろう」として、CL敗退がジダン氏のユベントス帰還への引き金になるとしている。

 リーグ8連覇は濃厚な状況だが、CLの奪還を最大目標とするイタリア王者のベンチに“将軍”が戻ってくることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

ユベントス、新監督にOBジダン氏を招聘か【写真:Getty Images】


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