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28日の国王杯バルサ戦でカゼミーロと衝突、試合後に検査とスペイン紙報道

 リーガ・エスパニョーラ覇権奪回に向けて、レアル・マドリードが最大の正念場を迎えている。現地時間2月28日に行われたスペイン国王杯準決勝第2戦、宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”で0-3の完敗を喫したが、その際に味方選手と接触した主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、2日のリーガ・エスパニョーラ第26節の“クラシコ再戦”への出場が微妙になっているという。

 ラモスにとって、28日のバルサ戦はまさに泣きっ面に蜂だった。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに2得点を奪われて本拠地サンチャゴ・ベルナベウで3失点の完敗を喫した試合で、ラモスはチームメートのブラジル代表MFカゼミーロと衝突してしまい、右足ハムストリングを痛めた仕草を見せた。

 それでもフル出場したのは闘将らしい心意気だったが、ピッチ内での治療を必要とし、試合後にはメディカルスタッフの検査を受けた模様だ。レアルとしては、もし2日のクラシコにセルヒオ・ラモスが出られないとなるとセンターバックが緊急事態に陥る。

 フランス代表DFラファエル・ヴァランもフィジカル面での不安を抱えており、なおかつ有能なバックアッパーであるはずのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスも前節レバンテ戦(2-1)でイエローカード2枚を受けて退場し、今節は出場停止となる。

 ヴァランかセルヒオ・ラモスのいずれか、もしくは両者を欠いた状態で相手エースFWリオネル・メッシ、スアレスらバルサの攻撃陣に挑まなければならないとなれば、非常に厳しい状況となる。首位バルサと3位レアルの勝ち点差は現在「9」。逆転優勝に勝利が必須となるのはもちろん、プライド的にも本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのクラシコ連敗は許されない。“白い巨人”の旗頭役であるセルヒオ・ラモスは、ピッチに立つことができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】


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