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明治安田生命J1リーグ開幕節が23日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、横浜F・マリノスガンバ大阪に3-2の勝利を収めた。

宮本体制2年目のG大阪は新戦力のキム・ヨングォンが先発。Jリーグ史上初となる20年連続先発出場の遠藤がボランチに入り、相方として高をチョイスした。

横浜FMはアンジェ・ポステコグルー政権2年目。広瀬や三好、マルコス・ジュニオール、エジガル・ジュニオら4名の新戦力が先発に名を連ねた。

試合は遠藤のプレッシングから開始数十秒で動く。左サイドでチアゴ・マルチンスのバックパスをカットしたファン・ウィジョが左足シュート。左ポストの跳ね返りを小野瀬が詰め、G大阪が電光石火の先制に成功する。

ところが、わずか2分後、横浜FMもエジガル・ジュニオがボックス左から低いクロスを入れると、藤春がクリア。これが味方に当たり、ファーサイドの仲川がプッシュ。横浜FMがすさかず試合を降り出しに戻してみせる。

攻撃的姿勢で試合を支配する横浜FMは34分、ボックス右の天野がクロス。これは高にクリアされたものの、バイタルエリア右でセカンドボールを拾った三好が左足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さり、遂に逆転した。

ペースを握り続ける横浜FMは続く38分、マルコス・ジュニオールの縦パスを受けたエジガル・ジュニオが仲川とのワンツーで相手GKと一対一に。冷静に右足の浮き球シュートゴールネットを揺らして、G大阪を引き離した。

相手の流れにのまれ、失点を重ねた挙句、2点ビハインドG大阪。迎えた後半もカウンターで相手ゴールマウスに襲いかかろうとするが、ファン・ウィジョやアデミウソンがことごとくオフサイドを取られ、攻め切れない。

トーンを落とした相手に乗じてボールを落ち着かせ始めたG大阪は新加入の田中や渡邉を次々投入。だが、依然として横浜FMが効率良くシュートチャンスを多く作り出していき、G大阪は攻撃の糸口を探る展開が続く。

最後の交代枠で矢島をピッチに送り出したG大阪は88分、右サイド深くの田中が上げたクロスの流れ弾を藤春がプッシュ。1点差に詰め寄る。だが、横浜FMが逃げ切り、白星スタートG大阪は8年連続開幕白星なしの船出となった。

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(出典 news.nicovideo.jp)