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就任の条件は、MFアザールの慰留と286億円の補強費用意と英紙報道

 イングランド1部チェルシーが、元レアル・マドリードジネディーヌ・ジダン氏を招聘するという噂が上がっている。英紙「ザ・サン」は、ジダン氏がチェルシー指揮官に就任すれば2億ポンド(約286億円)級の大改革が進められるのではと報じている。

 レポートによれば、ジダン氏はチェルシーに対し、就任の条件を提示したという。それはベルギー代表MFエデン・アザールの慰留と、2億ポンド(約286億円)という補強費の用意だ。レアル・マドリード移籍が確実視されるエースを残留させ、そのうえでチームにさらなる改革を進める方針のようだ。

 記事ではジダン氏が理想とする新チームスターティングメンバーも紹介されている。そこには来夏の加入が決定済みのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを含む7選手と、4人の新戦力候補の名前が記されることになった。

 GKはスペイン代表DFケパ・アリサバラガで、最終ラインの4バックは右からスペイン代表DFセサル・アスピリクエタとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが並び、さらにナポリセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、ポルトブラジル人DFアレックス・テレスが名を連ねている。

 中盤はアンカーフランス代表MFエンゴロ・カンテ、2人のインサイドハーフは右にイタリア代表MFジョルジーニョ、そして左にレアル・マドリードからスペイン代表MFイスコを獲得したいようだ。

新戦力4人の補強費は400億円超… 放出候補に挙がった6人とは?

 3トップは右にプリシッチ、左にアザール、そして頂点にはインテルアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディという顔ぶれとなった。

 クリバリ、テレス、イスコイカルディの4人の補強を実現するためには総計2億9100万ポンド(約416億円)もの資金が必要になると予想されているが、FWカラムハドソン=オドイ、DFマルコス・アロンソ、FWペドロ・ロドリゲス、DFアンドレアス・クリステンセン、FWミシー・バチュアイ、FWタミー・アブラハムの放出で9100万ポンド(約130億円)を捻出する算段だという。

 サッリ監督の下で苦しむチェルシージダン氏招聘による大改革は実現するのだろうか。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリード前監督のジダン氏【写真:Getty Images】


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