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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのアヤックスvsレアル・マドリーが13日にヨハン・クライフ・アレナで行われ、1-2でレアル・マドリーが先勝した。

バイエルンベンフィカらが同居したグループEを2位で通過し、13シーズンぶりに決勝トーナメントへ進出したアヤックス。年明け以降のエールディビジでは1勝1分け2敗と躓いており、直近のヘラクレスも0-1で敗戦。そんな中、アヤックスグループステージでも躍動したDFデ・リフトやMFフレンキー・デ・ヨング、MFファン・デ・ベークといった現状のベストメンバーで王者との一戦に臨んだ。

一方、ローマCSKAモスクワらが同居したグループGを難なく首位で通過したレアル・マドリーは、直近に行われたアトレティコ・マドリーとのダービーでも3-1で快勝。大会4連覇を狙う王者は、その試合から先発2人を変更。体調不良のヴァランに代わってナチョ、ルーカスバスケスに代わってダービーゴールを挙げたベイルが起用された。

素早い攻守の切り替えと前線から積極的なプレスをかけるアヤックスは9分、中盤でのパスカットからカウンターを仕掛けるとタディッチのパスからボックス右に抜け出したマズラウィがシュートを放ったが、これはゴール左へ外れた。

対するマドリーは14分、左サイドボールを受けたヴィニシウスがドリブルで仕掛けると、ボックス左から切り込みシュート。しかし、これはGKオナナのセーブ防がれた。

集中力の高い攻防が続く中、押し気味に試合を進めるアヤックスは36分に決定機。左サイドからショートパスをつなぐと、ボックス左でパスを受けたタディッチの折り返しファン・デ・ベークがワンタッチで右に流すと、最後はフリーのジイェフがシュート。しかし、これは飛び出したGKクルトワの好セーブに阻まれた。

チャンスを逃したアヤックスだが、直後にゴールネットを揺らす。37分、シェーネの右CKをデ・リフトがヘディンシュート。GKクルトワが弾いたボールをタグリアフィコが頭で押し込んだが、VARの末にGKクルトワの前にいたタディッチがプレーに関与したとの判定でオフサイドとされ、ノーゴールに覆った。

ゴールレスで迎えた後半、先にチャンスを作ったのはマドリー。60分、ロングパスで左サイドを抜け出したヴィニシウスがボックス左からカットインすると、相手DFを引きつけラストパス。これをボックス中央右で受けたベンゼマゴール左にダイレクトシュートを突き刺した。

先制を許したアヤックスは、73分にシェーネを下げてドルベリを投入。すると75分、タディッチのスルーパスでボックス左に抜け出したネレスの折り返しをジイェフが左足で流し込んだ。

同点に追いつかれたマドリーだが87分、カゼミロが右サイドスペースへのスルーパスを供給すると、駆け上がったカルバハルのクロスをファーサイドのアセンシオが流し込み、勝ち越しに成功。

結局、試合はそのままタイムアップ。前半は苦戦したマドリーだが、アセンシオの決勝弾で逃げ切理に成功し敵地で先勝を飾った。なお、マドリーホーム2ndレグは3月5日に開催される。

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(出典 news.nicovideo.jp)