(出典 www.juventus.com)



「アッレグリ監督、ディバラは残る」 ユーベ幹部パラティチ氏が来季の構想を明かす

 ユベントスチーフフットボール・オフィサーを務めるファビオ・パラティチ氏が、同クラブの“移籍事情”に言及した。マッシミリアーノ・アッレグリ監督と、退団の噂が浮上しているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは今後も残ると断言している。イタリアサッカー専門メディアカルチョメルカート・コム」が報じた。

 アッレグリ監督はリーグ3連覇を達成した前任のアントニオ・コンテ監督から2014年チームを引き継ぎ、昨季まで4連覇を達成している。結果を残している指揮官に対して、チェルシーレアル・マドリードといった国外のビッグクラブからオファーが届いたことが明るみに出ている。アッレグリ監督はユベントスとの契約が20年まで残っているものの、次のステップに進む可能性を指摘され続けている。

 また、ユベントス在籍4年目となったディバラは、2017-18シーズンリーグ戦22得点を挙げて、チームエースと言っても過言ではない成績を収めている。しかし、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが昨夏に加入してからは存在感が小さくなり、今季はリーグ第22節終了時点で20試合に出場してわずか2得点。カップ戦を含めても28試合出場で7得点とゴール数が激減している。さらに、アッレグリ監督との関係悪化も報じられ、退団が噂されている。

 しかしパラティチ氏は、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで「アッレグリは世界でトップ5に入る監督。彼は残るし、ディバラも残留する」と断言。また、「このチームを向上させられる選手はほとんどいない。おそらくメッシはできるだろうが、ネイマールでも危うい。私は疑いを持っている。ハメス・ロドリゲスも偉大な選手だが、断言はできない。このチームを強化するのは難しいんだ」と述べ、現在のユベントスを成長させられる選手は、ロナウドサッカー界の二大スターとして肩を並べるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシくらいだろうと話した。

 ちなみに、マンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバユベントス復帰節も浮上しているが、これに関しては、「サッカーでは何が起きるか分からないが、それは非常に難しいと思う」とし、アーセナルからウェールズ代表MFアーロンラムジーを獲得したことから「ディフェンダーと契約するだろう。ロメロとの交渉は進んでいるし、デ・リフトの動向も追いかけている。彼はヨーロッパの若手で最高のDFの一人だ」と、ポグバ復帰の可能性を否定しつつ、ジェノアアルゼンチン人DFクリスティアン・ロメロアヤックスオランダ代表DFマタイス・デ・リフトへの興味を明かした。

 昨夏には、レアルからロナウドを獲得し、世界を驚かせたパラティチ氏。補強プランを包み隠さず話しているが、来季開幕時のユベントスはどのような顔ぶれになっているだろうか。(Football ZONE web編集部)

パラティチ氏は、現在のユベントスを成長させられる選手はメッシくらいだろうと話した【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)