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リーガエスパニョーラ第23節、アスレティック・ビルバオvsバルセロナが10日にサン・マメス・バリアで行われ、0-0のドローに終わった。

首位のバルセロナ(勝ち点50)が12位のビルバオ(勝ち点26)のホームに乗り込んだ一戦。前節、バレンシア相手に2点差を追いつくも、リーガの連勝が「8」でストップしたバルセロナ。さらに、直近のコパ・クラシコも1-1のドローに終わり、ホームで2試合連続ドローとなった。

公式戦3試合ぶりの勝利を目指すこの一戦に向けては先発3人を変更。出場停止のジョルディ・アルバに代わってセルジ・ロベルトを起用したほか、負傷のアルトゥールに代わってビダル、マウコムに代わってリーガ8戦連発中のメッシが復帰した。

立ち上がりからボールを保持するバルセロナだが、球際の戦いと攻守の切り替えを全面に押し出すホームチームを相手に苦戦を強いられる。17分にはボックス手前右からカットインしたスサエタに見事な左足のミドルシュートを枠に飛ばされるが、ここはGKテア・シュテーゲンの圧巻のワンハンドセーブで凌ぐ。続く24分にはセットプレーの流れからラウールガルシアにアクロバティックなボレーを許すが、これもテア・シュテーゲンが対応した。

何とか前半のうちにゴールをこじ開けたいバルセロナメッシスアレスを起点にアタッキングサードの攻略を図るが、周囲との呼吸がなかなか合わず、効果的にフィニッシュまで持ち込むことができず。結局、前半を無失点で終えたものの、決定的な場面を作り出せぬまま45分の戦いを終えた。

迎えた後半、前半以上に相手を自陣に押し込んで優位に試合を運んでいくバルセロナ。しかし、前半同様にクロスラストパスがなかなか合わず、攻めあぐねる状況が続く。

何とか流れを変えたいバルベルデ監督は63分にビダルを下げてアレーニャを投入。プレー精度に長けたカンテラーノをピッチに送り込み、攻撃に変化を加える。さらに75分には精彩を欠いたコウチーニョを下げて負傷明けの切り札デンベレを2枚目のカードとして切る。

この選手交代で一気に押し切りたいバルセロナだったが、その後も試合展開に大きな変化はなし。逆に、86分にはボックス中央でサン・ホセのパスを受けたイニャキ・ウィリアムズに決定機を許すが、ここはGKテア・シュテーゲンが再び見事なワンハンドセーブで阻んだ。

5分が与えられたアディショナルタイムにはバルセロナカウンターハンドで防いだデ・マルコスに2枚目のカードが出されて退場に。わずかな時間ながら数的優位を生かして勝ち切りたいバルセロナだったが、93分にボックス内でデンベレが放ったシュートはGK正面。さらにラストプレーの場面ではボックス内でセメドが相手DFと交錯するもノーファウルの判定でPKは与えられず。

結局、試合はこのままゴールレスでタイムアップメッシリーガでの連続得点が「8」でストップしたバルセロナは、昨年2月のヘタフェ戦以来、リーガエスパニョーラで37試合ぶりの無得点に終わり、公式戦3試合連続ドローとなった。

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(出典 news.nicovideo.jp)