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チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテが、指揮官からの叱責について語っている。フランス『RMC』で語られた内容を、イギリスメトロ』が伝えた。

プレミアリーグ第25節終了時点で4位に位置しているチェルシー(勝ち点50)。勝ち点62で並ぶ暫定首位マンチェスター・シティ、2位リバプールとの差は「12」に開いており、優勝は絶望視されている。

また、好調だった序盤からは日を追うごとに成績を落としており、第23節アーセナル戦、第24節ボーンマス戦に連敗。第25節ハダースフィールド戦には5-0の快勝を収めたものの、ボーンマスには0-4という衝撃的なスコアで敗れた。

さらに、ボーンマス戦後にはマウリツィオ・サッリ監督が選手たちを約50分間に渡りロッカールームに残らせて対話。その50分間の間に、同監督が「やる気が欠けている」などと選手を激しく叱責していたことも漏れ聞こえている。

サッリ監督からの“お説教”について問われたカンテは、報道を肯定。それでも、選手たちは反発せず前向きに捉えているようだ。

「それ(やる気が欠けているという発言)は彼がアーセナル戦とボーンマス戦の後に僕らに言ったことだ」

「彼と話して、僕らは目標を達成するための正しい方向性を模索することにした。決心を欠いて最初の10分や後半に失点するような状況を避けるために努力しているよ」

「(サッリ監督の叱責の正当性については)もちろん。聞くことは難しくない。監督は歯に衣着せぬ人物だ。あれが彼の本心で、それを表現したんだ」

「彼は僕らについてどう感じたかを理解させたかったんだ。僕らはそれに取り組むよ。スパーズとシェフィールドに勝った時は良い週を過ごせた。それからボーンマスに負けて、ハダースフィールドに快勝したね。それが続けられるといいな」

「僕らはサッリが何を望んでいるか分かるし、最善の答えを出そうと努力している。彼はプレーに関して自分のアイデアを持っているし、攻撃的なフットボールをさせたがってる。とても一生懸命にトレーニングしているし、それを試合で出そうとしているんだ」

サッリ監督が昨シーズンまで指揮していたナポリからMFジョルジーニョを連れて来たことで、アンカーポジションを奪われているカンテ。時にはインサイドハーフでのプレーの物足りなさを指摘されているが、指揮官の要望に応えようと真摯に取り組んでいるようだ。10日に行われる第26節マンチェスター・シティ戦での活躍に期待したい。

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