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 レアル・マドリードを率いるサンティアゴ・ソラーリ監督が、スペイン代表MFイスコについて語った。レアル・マドリードクラブ公式HPが8日に同監督のコメントを伝えている。

 イスコは今シーズンリーガ・エスパニョーラでは第22節終了時点で15試合に出場しているが、スタメンでの出場はわずか5試合となっている。イスコの現状について、かつてレアル・マドリードで活躍した元スペイン代表MFルベン・デ・ラ・レー氏がスペイン紙『アス』にて指摘。「レアル・マドリードは誰のことも待ってくれない。スタメンの選手全員がふさわしい能力を持っていて、要求されるレベルに達していないと他の選手に追い越されてしまう」と述べていた。

 イスコ自身もデ・ラ・レー氏のコメントに対し自身の公式Twitterで反応。「デ・ラ・レーの意見はごもっともだと思う。だけど、チームメイトと同じようにチャンスをもらえていない場合は別だ。それでも、僕はチャンスが来た時のためにこれからも自分の仕事をこなして、懸命に努力していくよ。アラ・マドリー!」と投稿し、ソラーリ監督の起用法に納得していないことを明かしていた。

 ソラーリ監督は9日に行われるリーガ・エスパニョーラ第23節アトレティコ・マドリード戦の前日会見に出席。“マドリード・ダービー”の招集メンバーからイスコを外していたことについて「イスコは背中を負傷して、練習を途中で切り上げた。今日の午後に診断が行われる」と話し、ケガの影響であることを説明した。

 「プロフェッショナルサッカー選手は、チームのために100%の力でトレーニングに励むことが求められる。全てのサッカー選手が試合のことを考えるべきだし、そうでなければチーム全員が巻き添えになる。今はチームも選手も全員が素晴らしい状態だよ」とソラーリ監督は続け、イスコSNSの発言に対して直接的な言及は避けた。

ソラーリ監督(左)がイスコ(右)に言及 [写真]=Getty Images


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