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失速するチームを救う“救世主”候補にD・スアレスやバネガの名前も浮上

 今シーズン、公式戦22試合無敗など活気に満ちたスタートを切ったウナイ・エメリ監督率いるアーセナルだが、年末年始のリバプール戦(1-5)やウェストハム戦(0-1)の敗戦を含めて、ここ数試合は期待外れの内容を見せてしまっている。そこで気になるのが、1月の移籍市場をどう活用するか。英紙「デイリーミラー」は、1月にアーセナルが契約する可能性のある5人の選手を取り上げている。

 過去数週間、最もアーセナルと密接な関係にあると言われているのが、バルセロナスペイン代表MFデニス・スアレスだ。エメリ監督との関係性やプレースタイル、北ロンドンへの移籍を切望していることから、移籍の可能性が最も高いと見られている。ネックとなっているのは、バルセロナが完全移籍を望んでいること。まずは2019年夏までのレンタル移籍を目指すとされているが、果たして成立するのだろうか。

 次に可能性が高いとされるのが、バイエルンコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだ。14年ブラジルワールドカップで世界を驚かせた男は、最近になってアーセナル移籍の噂が取り沙汰されている。ただし、彼の加入は元ドイツ代表MFメスト・エジルが他クラブへ放出された場合になりそうだ。また、バイエルンスポーツディレクターであるハサン・サリハミジッチ氏は、「ハメスの動向は夏に決定が下される」と語っており、この発言が正しければ、アーセナルが1月に獲得できる可能性はなくなってしまう。

 二人の可能性には劣るものの、徐々に名前が挙がり始めているのがセビージャアルゼンチン代表MFエベル・バネガだ。バネガはセビージャバレンシアでエメリ監督と共闘している。さらにウェールズ代表MFアーロンラムジーが移籍濃厚となっていることから、攻撃的MFとしてプレーできるバネガに白羽の矢が立つ可能性があるとしている。

 その他には中国の大連一方でプレーしているベルギー代表MFヤニック・フェレイラカラスコチェルシーも熱視線を送っているとされるカリアリのイタリア代表MFニコラ・バレッラの名前が挙がっている。

 エメリ監督は強化のため、1月中の補強を希望しているとされる。だが、クラブは1月の選手補強はレンタル移籍でのみと考えている模様だ。果たしてシーズン後半戦で、ここに取り上げられた選手たちが、アーセナルの一員としてプレーする姿を見ることはあるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

バイエルン・ミュンヘンMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】


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