(出典 nordot-res.cloudinary.com)



 先月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節ベンフィカポルトガル)戦では5-1と大勝し、今月1日のブンデスリーガ第13節ブレーメン戦では2-1と競り勝ったバイエルン。公式戦2連勝と復調しつつある同クラブについて、ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。

 同誌はバイエルンについて「復調の兆しを見せ始めた背景には、これまでの4-3-3システムから、昨シーズンに採用していた4-2-3-1システムへの変更」があると指摘。サイドバックとしてプレーしていたDFジョシュア・キミッヒをボランチにスライドし、MFレオン・ゴレツカとのドイツ代表コンビを形成させたことで守備の安定感を増したと説明している。

 さらに「本職であるトップ下」に位置を変えたドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、相棒であるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキとのコンビネーションプレーなどを見せ、直近3試合で2得点2アシストマークする活躍を披露。さらに同誌は、フランス人FWキングスレイ・コマンの復帰も「新たな兆し」として紹介している。

 同誌は、バイエルンブレーメン戦後半のメンバーリストに着目。32歳のドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、30歳のドイツ代表DFジェローム・ボアテングが守備陣に君臨し、前線に30歳のレヴァンドフスキと29歳のミュラーが並ぶなど、チームの軸をベテランが担っていること、23歳のボランチコンビをはじめ、若手が脇を固めていることを紹介している。平均年齢は26.7歳とのことで「チーム再建の初年度と位置付ける2018-19シーズンのその姿が、徐々にだが見え始めてきた」と、バイエルン今後に期待を寄せている。

ブレーメン戦では2-1と勝利を収めたバイエルン [写真]=picture alliance via Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)